法政大学大学院デザイン工学研究科の修士課程に在籍する今井隼人さんが第12回ESRI Young Scholars Awardを受賞しました。
この賞は地理情報システム（GIS: Geographic Information System）の世界最大のベンダーであるESRI社（Environmental Systems Research Institute, Inc.）が世界各国の若手GIS研究者を表彰するものです。
今井さんはデザイン工学部川久保研究室に所属し、全国自治体におけるローカルSDGsの進捗測定に関する研究を行っており、今回の受賞はその成果が評価されたものです。
今井さんは「ワクワクする未来を創造する」をモットーに、SDGs達成のために活動を行う学生組織であるSASH（SDGs Action Students of Hosei）の一員としても活躍しています。
2023年7月10日～7月14日にかけてアメリカ・サンディエゴで開催された国際会議（Esri User Conference）に招待され、授賞式で記念品としてトロフィーが授与されました。
なお、指導教員の川久保俊教授も第1回ESRI Young Scholars Awardを受賞しており、子弟でこの賞を受賞したのは世界初の事例となりました。
■今井隼人さんのコメント
この度は大変栄誉ある賞を受賞することができ、大変光栄に思います。
アメリカサンディエゴで開催された世界最大のGISイベントである
Esri User Conferenceに招待していただきましたが、各国のGISに関する最先端技術を学んだり、
各国の研究者と交流したりことができ、大変貴重な経験をさせていただきました。
今回の受賞にあたり、多くの方々に大変お世話になりました。
ESRIジャパン社の皆様には多方面でサポートいただきました。
また、指導教員の川久保先生や、研究室の皆様には研究を進めるうえで何度も助けていただきました。
皆様のお力添えがあってこその受賞だと考えております。
改めて心から感謝申し上げます。
国際会議（ESRI UC）の様子：プレナリーセッション
授賞式の様子：世界各国のYoung Scholars Award受賞者とともに
ESRI User Conference Awards:
https://www.esri.com/en-us/about/events/uc/plenary/awards