アフターコロナを迎えた世界で、そして日本においてもポピュリズムの波及、権威主義の勃興、社会の分断が生じ、SNSやAI等のデジタル技術とも複合しながら、民主主義を揺るがせています。地方自治の現場でも2024年の東京都知事選挙の頃から、SNSによる情報発信・拡散が選挙結果を大きく左右しています。それは、従来の「浮動票」とは異なる、予測しがたい〈浮遊票〉の顕在化を示すものでしょう。
一方で、地域やまちづくりには欠かせない市民自治という言葉自体が、かつてほどの輝きを失っているのではないでしょうか。このセミナーが始まった1970年代は、地域レベルで市民が、地域の政策形成に主体的に参加・参画する地域民主主義・市民自治の活気盛んな時代でした。そこで第50回を迎えるセミナーでは原点に立ち返って、民主主義の建て直しという問題を直視し、近年の政策主体たる市民による実践を手掛かりにしながら、次世代に向けた市民自治の再構築を打ち出していきます。
テ ー マ | 次世代に向けた市民自治の再構築 |
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日 程 | 2025年12月20日(土) |
場 所 | |
プログラム |
10:00~10:10 開会/趣旨説明 / 外濠校舎4階S407教室 |
参加費 | 無料 |
申込み |
参加ご希望の方はこちらより参加申込みをお願いします。
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その他 |
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法政大学 大学院事務部大学院課
TEL:03-5228-0551
E-mail:i.hgs[at]ml.hosei.ac.jp
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