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理工学研究科の在学生が日本原生生物学会でベストプレゼンテーション賞を受賞①

  • 2024年12月11日
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理工学研究科博士後期課程に在学中の大野 真さん(廣野雅文研究室)が、日本原生生物学会でベストプレゼンテーション賞を受賞しました。   

ユードリナという群体性の緑藻には雄と雌があります。有性生殖の際には雄から性フェロモンが分泌されて精子が作られ、受精に至ります。私たちはこのフェロモンの実体(タンパク質)を明らかにすることに成功しました。

有性生殖の仕組みは生物種ごとに大きく異なるので、この成果を人などに応用することはできません。しかし、ユードリナの有性生殖の仕組みの一端を明らかにしたことは、緑藻全体の有性生殖の仕組みやその進化を理解する上で欠かせない知見になります。      

 

・受賞者 

 大野 真(生命機能学専攻 生命機能学領域 博士後期課程 2年)

・学会名 

 日本原生生物学会

・受賞日 

 2024年11月23日

・受賞名 

    ベストプレゼンテーション賞

・受賞論文名 

    緑藻ユードリナの精子束誘導因子の分子同定