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【大学院生インタビュー】アカデミックな視点で学び、消費者行動やブランド認知の領域でキャリアの幅を広げたい(経営学研究科 修士課程 藤田美幸さん)

  • 2024年11月17日
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藤田 美幸さん(経営学研究科 マーケティングコース 修士課程)

株式会社 和光にて販売、商品・催事の企画、広報宣伝などに携わり、現在は営業企画部のマネージャーとしてCRM活動に従事。
2022年4月より科目等履修生として学び、2023年4月、同研究科へ入学。

アカデミックな視点から学修・研究ができる環境

マーケティング領域の専門性を高めるため、インタラクティブな学びの場として選んだのが、法政ビジネススクールです。
多様な領域を専門とする教員が揃い、アカデミックな視点から学修・研究できる環境が魅力でしたが、仕事と学びの両立への不安もありました。
そこで、入学前に科目等履修生制度を活用。授業を体感できたことに加え、修得単位として認定されるので入学後の負担も軽減できました。
先輩たちから大学院入試に関するアドバイスが受けられたことも科目等履修のメリットのひとつでした。

 

「理論」と「実践」をバランスよく学べるカリキュラム

ブランド認知や消費者の情報処理を研究テーマとして修士論文に取り組んでいます。アカデミックな理論と実践的な知識をバランスよく学べるカリキュラムも魅力です。
そして、学生の誰もが授業への取り組みは真剣で意見交換も活発。同期はもちろん、OB・OGの先輩方との繋がりもあり、人脈を広げることもできます。
今後は学修・研究の成果を業務に活かしつつ、生涯のキャリアへの基盤づくりをしていきたい。キャリアの幅を広げながら、アカデミックな場での活動にも携わりたいと考えています。

 

私のオススメ科目

■消費者行動論
企業の意のままにはできない「消費者行動」を講義とケースディスカッションを通して学修。
消費者の情報収集が多様化する中で、消費者の目線や行動を企業はどう捉えビジネスに活かすべきか、考えさせられました。

■統計データ解析
データ解析ソフト「R」を使用して、社会統計の基礎を学べた授業です。
実証研究の定量解析に必要な内容が中心ですが、「R」の使い方だけでなく、統計の理論も学修。実務でもデータ分析時の理解が深まりました。

■マーケティング・リサーチ論
科目等履修で受講した科目。定性調査や定量調査についてアンケート作成からデータ取得、検証方法を学び、理解を深められました。
アンケートは実務でも触れる機会が多く、そのプロセスの重要性も認識できた授業です。

 

お金のやりくり法

学費は貯金で賄っています。研究で必要となる書籍代や交通費、リサーチ費用などは、旅行や飲み会の交際費等を抑えてやりくりをしています。
今は長期の旅行は控えて、修了後の楽しみにする予定です。

 

ある一日のスケジュール

時間

内容 時間 内容
6:00 起床。勤めている会社には始業時間を選択できる制度があります。その制度を活用し、授業のある日は始業を2時間ほど早めています。 17:30 退勤。会社から市ケ谷キャンパスまでは20分ほど。都心に位置し、アクセスが便利なことも法政ビジネススクールの魅力のひとつです。図書館や学生ホールなど施設が充実し、学びに最適な環境も整っています。
7:00 出勤。使用している路線は電車内が混雑することが多いのですが、空いているときにはテキストや資料を読み込んでいます。授業のない日は家事を片付けてから、出勤します。 18:35 授業開始。1年次の春学期は平日1日+土曜日の授業を履修。科目等履修で一部の単位を取得していたので、無理なく仕事との両立ができました。秋学期は仕事の調整がしやすい時期で、平日の授業を2日に増やしました。
8:30 始業。現在は営業企画部のマネージャーとして、CRM活動を中心とした業務に携わっています。午前中はメールチェックやデータチェック、資料作成などを行います。 22:00 授業終了。隔年で開講される科目もあります。仕事や研究の進み具合によっては履修が難しいこともありますが、修了後に科目等履修で受講するという道も。自分のペースで学びたい人には科目等履修制度はおすすめです。
11:30 ランチ。普段は部内のメンバーや同期と一緒に食事を取っています。授業のある日や課題が立て込んでいるときは、会社近辺のカフェで予習や復習、課題に取り組んでいます。 23:15 帰宅。授業のある日は30分~1時間ほど復習の時間を取ります。授業のない平日は、帰宅後に2時間ほど勉強。週2日の休みのうち、1日は授業や予習・復習、課題にあて、1日はゆっくり過ごしています。
14:00 グループ会社と共同プロジェクトの打ち合わせ。大学院の学びを通し、物事の深掘をしたり、根拠や定義を考えたりする習慣とともに、社会統計の基礎的な知識も身につきました。学び得たことが実務にも活かせています。 24:30 就寝。次の日が授業の場合は、早めに就寝します。会社や家以外にも、大学院という自分の場所があることが、ライフスタイルに良い影響を与えてくれていると思います。

 

■ 関連リンク

お問い合わせ

法政大学 大学院事務部大学院課

TEL:03-5228-0551
E-mail:i.hgs[at]ml.hosei.ac.jp
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