理工学研究科在学生がIEEE International Conference on Consumer Electronics 2024でBest Session Presentation Awardを受賞

本研究科修士課程に在学中の小林　海太さんがIEEE International Conference on Consumer Electronics 2024でBest Session Presentation Awardを受賞受賞しました。

本研究では、高周波信号を用いた非侵襲型血糖値センサの新たな構成法を提案し、臨床応用に必要な高感度化を実現しました。現在、糖尿病患者は5億3700万人おり、その多くが毎日血液を採取し血糖値を検査しています。本研究が実現すると、血液の採取が不要となり、スマートウォッチなどにセンサを内蔵させることで1日24時間血糖値の測定が可能となります。糖尿病患者の負担が軽くなるばかりでなく、これまで分からなかった糖尿病予備軍の発見・予防にも役立つことが期待されます。

・受賞者
小林　海太（電気電子工学専攻修士課程2年）

・学会名
 IEEE International Conference on Consumer Electronics 2024

・開催日
2024年1月5日～8日

・開催場所
アメリカ、ラスベガス

・受賞日
2024年1月8日

 ・受賞名
Best Session Presentation Award

・受賞論文名
A CSRR Glucose Concentration Sensor with Increased Resolution Using the Q-Value Enhancement Circuit Technique

・共著者
杉本　泰弘（法政大学特定課題研究所）
安田　彰（電気電子工学科教授）
山下　喜一（法政大学特定課題研究所）
吉村　浩司（電気電子工学専攻修士課程2年）

・備考
リーフレット「理系学部で学ぶみなさんへ －大学院進学の5つのメリット－」