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理工学研究科在学生が日本非破壊検査協会 表面NDTワークショップ2023で令和4年度表面3部門若手研究優秀賞を受賞

  • 2023年06月13日
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本研究科電気電子工学専攻の修士課程に在学中の山口 俊輔さんたちが日本非破壊検査協会 表面NDTワークショップ2023で令和4年度表面3部門若手研究優秀賞を受賞しました。

永久磁石は、EV車両に搭載されている様々な同期電動機(モータ)に活用されています。永久磁石に未着磁領域があると、モータに振動が発生し、EV車両の操舵性低下が発生します。山口さんたちのの研究グループでは、永久磁石をモータに装荷する前段階に、永久磁石の未着磁領域を検出できる数値的な手法を開発しました。この技術により、永久磁石の着磁不良を検出できるため、永久磁石モータの性能を保持することが可能です。

・受賞者
山口 俊輔(電気電子工学専攻修士課程1年)
塩山 将英(電気電子工学専攻修士課程2年)
中村 勢到(電気電子工学専攻博士後期課程2年)
岡本 吉史(理工学部電気電子工学科教授)

・学会名
日本非破壊検査協会 表面NDTワークショップ2023

・開催期間
2023年6月7日~6月8日

・開催場所
日本非破壊検査協会 亀戸センター

・受賞日
2023年6月7日

 ・受賞名
令和4年度表面3部門若手研究優秀賞

・受賞論文名
シグモイド関数を援用した勾配法(SiGrad)による永久磁石の未着磁領域の推定

・備考
リーフレット「理系学部で学ぶみなさんへ -大学院進学の5つのメリット-」