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理工学研究科在学生の吉澤清彰氏が令和3年電気学会電子・情報・システム部門で技術委員会奨励賞を受賞

  • 2022年03月25日
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 2021年9月25日に開催された制御研究会(電気学会)において,知能ロボット研究室の吉澤清彰君が発表した論文「半自律多脚型インフラ点検ロボット:URARAKA V-受動性と能動性を組み合わせた体幹による移動性の向上-」が技術委員会奨励賞に選ばれました.
本研究会では,電子・情報・システム領域を対象に,「AIに基づく安全制御・故障診断と制御の新展開」をテーマに数多くの発表が行われました.今回は,コロナ禍によりオンラインでの開催となりましたが,オンライン会議システムを駆使し,例年に劣らぬ発表を行うことができました(写真は,発表を行った吉澤君と,今回発表されたロボット).
今回受賞した研究では,生物の仕組みをロボットの制御に応用することで,制御のための計算量を削減し,非常に簡単な制御系で複雑な未知環境(壁面)の走破を可能としています.現在,このロボットは,HOSEIミュージアム(市ヶ谷)にて展示中です.この機会にぜひ足を運んでみてください.
https://museum.hosei.ac.jp/
https://museum.hosei.ac.jp/tenji_index/files/Flyer.pdf
また,知能ロボット研究室のロボットはこちらからご覧いただけます.
http://www.k.hosei.ac.jp/~ito/
https://www.youtube.com/channel/UCFLo1SPFfPIIRbfKDWYtTVA
受賞講演論文 半自律多脚型インフラ点検ロボットURARAKA V


・受賞者
 吉澤清彰(電気電子工学専攻修士課程2年)

・学会名
制御研究会(電気学会)

・開催期間
2021年9月25日

・受賞日
2022年 1月28日

・開催場所
オンライン

 ・受賞名
電気学会 技術委員会 奨励賞

 ・受賞論文名
半自律多脚型インフラ点検ロボットURARAKA V

リーフレット「理系学部で学ぶみなさんへ -大学院進学の5つのメリット-」

  • 受賞した吉澤清彰氏と今回受賞したロボット