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理工学研究科在学生の竹谷和真さんが電子情報通信学会 エレクトロニクスシミュレーション研究専門委員会でエレクトロニクスシミュレーション研究会優秀論文発表賞(若手部門)を受賞

  • 2023年03月10日
  • 受賞
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本研究科電気電子工学専攻の修士課程に在学中の竹谷和真さんが、電子情報通信学会 エレクトロニクスシミュレーション研究専門委員会でエレクトロニクスシミュレーション研究会優秀論文発表賞(若手部門)を受賞しました。

電磁界現象を数値計算するための最も利用されている手法としてFDTD法があります。FDTD法では直交セルが用いられているため、解析対象が曲面などの任意形状を持つ場合には、形状を階段状に近似表現する必要があり、計算精度が悪化します。本研究では、セル内に部分的に含まれる誘電体形状を評価し等価的な誘電率を導出する方法を、実際の計算で重要な3次元問題に拡張しました。通常の誘電体に加え、金属などの分散性誘電体にも拡張し、3次元での任意形状の解析対象を精度よく計算することに成功しました。
今回開発した手法を用いれば、人体などの複雑な形状を持つ誘電体モデルや、微小な金属球のような分散性誘電体モデルの電磁界問題を正確に計算できるようになります。大きなセルでも良い精度で計算できるので、従来のFDTD法に比べて計算が極めて短時間ですむ利点があります。電波からテラヘルツ波、光波帯まで、すべての3次元電磁界問題に適応可能であり、研究やデバイス開発の効率化に威力を発揮します。

・受賞者
竹谷和真(電気電子工学専攻修士課程1年)

・学会名
電子情報通信学会 エレクトロニクスシミュレーション研究専門委員会

・開催日
2023年1月26日~2023年1月27日

・開催場所
沖縄県石垣市 大濱信泉記念館

・受賞日
2023年3月9日

 ・受賞名
エレクトロニクスシミュレーション研究会優秀論文発表賞(若手部門)

 ・受賞論文名
 1) 任意形状誘電体解析のためのCP-EP法に基づくFDTD法の3次元問題への拡張
 2) 任意形状分散性媒質解析のためのDCP-FDTD法の3次元問題への拡張

・備考
電子情報通信学会エレクトロニクスソサイティ
※こちらのサイトに本受賞情報が掲載される予定です。

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