理工学研究科修士課程修了生の都築 祥平さん(柴山 純研究室)が電子情報通信学会でエレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞を受賞しました。
光波と電波の中間にあるテラヘルツ波は、次世代通信であるBeyond 5Gや6Gに使われる電磁波として盛んに研究が進められています。この研究では、テラヘルツ波における電磁波の振動方向を、直線から円に変換するデバイスの理論検討を行っています。特筆すべきはシリコンに光波を照射することで、シリコンの特性が変化する特性を巧みに利用している点です。光を照射しない場合はテラヘルツ波阻止フィルタとなり、照射すると1/4波長板として動作、すなわち直線偏波を円偏波に変換可能な可変デバイスとして働きます。
無線通信の世界では円偏波が多用されており、偏波変換デバイスが盛んに研究されています。可変特性を持った本デバイスは、高速無線通信の様々なシチュエーションにおける利用が期待されます。
・受賞者:都築 祥平さん(電気電子工学専攻修了生)
・学会名:電子情報通信学会
・受賞日:2026年9月23日
・受賞名:エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞
・受賞論文名:光励起シリコンを用いた1/4波長板の可変特性に関する検討
・学会開催期間:2026年3月9日~13日
・学会開催場所:九州産業大学
・共著者:柴山 純(理工学部電気電子工学科教授)
・参考:エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞受賞者一覧(電子情報通信学会エレクトロニクスソサエティウェブサイト)
