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理工学研究科の在学生が電子情報通信学会 2025年ソサイエティ大会でエレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞を受賞

  • 2026年03月12日
  • 受賞
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理工学研究科修士課程に在学中の平林 祐一さん(柴山 純研究室)が、電子情報通信学会 2025年ソサイエティ大会でエレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞を受賞しました。 

表面プラズモン共鳴(SPR)現象は、センシング技術、主にバイオ研究、医薬品開発、食品・環境分析の分野で、分子間の結合をリアルタイムにモニタリングするのに使われます。本研究では光ファイバ型のSPRセンサを極めて効率よく解析・設計できる半陰的な計算技法を開発しました。特に、センサ部に利用される金(Au)を正確に解くためのDrude-Lorentzモデルを円筒座標系の半陰的FDTD法に導入したことが、新規性の高い点です。発表者の平林祐一君に対して、「研究内容、特に手法をよく理解しており、本人が主体的に研究を行っている様子がうかがえる。質問に対する回答も的確であった。」との評価をいただきました。

本計算技法を用いることで、特に並列化などの技術を使わず、光ファイバ型のSPRセンサを従来手法の20%程度の計算時間で、高精度に設計できるようになりました。SPRセンサに限らず、円柱状の構造であればどのようなデバイスでも極めて効率よく解析・設計できます。開発した計算技法は汎用性が極めて高く、様々なデバイス設計に活用されることが期待できます。

・受賞者: 平林 祐一さん(電気電子工学専攻修士課程2年)

・学会名:電子情報通信学会 2025年ソサイエティ大会

・学会開催場所: 岡山大学

・学会開催期間:2025年9月8日~12日

・受賞日:2026年3月10日

・受賞名: エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞

・受賞論文名:Drude-Lorentzモデルに対する円筒座標系半陰的FDTD法を用いた光ファイバSPRセンサの解析

・共著者:柴山 純(法政大学理工学部教授)

・参考 エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞受賞者一覧​​​​​​​(電子情報通信学会エレクトロニクスソサエティウェブサイト)