第50回法政大学大学院まちづくり都市政策セミナー 開催（12/20）

アフターコロナを迎えた世界で、そして日本においてもポピュリズムの波及、権威主義の勃興、社会の分断が生じ、SNSやAI等のデジタル技術とも複合しながら、民主主義を揺るがせています。地方自治の現場でも2024年の東京都知事選挙の頃から、SNSによる情報発信・拡散が選挙結果を大きく左右しています。それは、従来の「浮動票」とは異なる、予測しがたい〈浮遊票〉の顕在化を示すものでしょう。

一方で、地域やまちづくりには欠かせない市民自治という言葉自体が、かつてほどの輝きを失っているのではないでしょうか。このセミナーが始まった1970年代は、地域レベルで市民が、地域の政策形成に主体的に参加・参画する地域民主主義・市民自治の活気盛んな時代でした。そこで第50回を迎えるセミナーでは原点に立ち返って、民主主義の建て直しという問題を直視し、近年の政策主体たる市民による実践を手掛かりにしながら、次世代に向けた市民自治の再構築を打ち出していきます。
 

• 開会／趣旨説明（10:00～）
  • 会　場：外濠校舎４階S407教室
     
• 第１部「市民型政策がひらくまちづくりの地平」（10:10～12:20）
  • 会　場：外濠校舎４階S407教室
  • コーディネーター：土山 希美枝（公共政策研究科教授）
  • 登壇者：
    ■ 平良 斗星（みらいファンド沖縄副代表理事）
    ■ 山口 美知子（東近江三方よし基金 常務理事兼事務局長）
    ■ 野池 雅人（プラスソーシャルインベストメント株式会社代表取締役）

• 学生ポスターセッション（12:30～13:30）　※申込み不要
  • 会　場：外濠校舎４階ギャラリー
  • コーディネーター：杉崎 和久（公共政策研究科教授）
     
• 第２部「地域の環境再生」（13:40～16:10）
  • 会　場：外濠校舎４階S407教室
  • 共　催：法政大学エコ地域デザイン研究センター
  • コーディネーター：吉永 明弘（公共政策研究科教授）
  • 登壇者：
    ■ 清水 万由子（龍谷大学政策学部教授）
    ■ 大矢野 修、辰巳 哲也（『高速道路の上に公園ができた』編纂委員）
    ■ 清水 淳（法政大学エコ地域デザイン研究センター客員研究員）
     
• 懇親会（16:30～18:00）
  • 会　場：ボアソナード・タワー 25階スタッフクラブ
  • 参加費：1,000円（当日受領）