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理工学研究科の在学生が第21回情報科学ワークショップで優秀プレゼンテーション賞を受賞

  • 2025年09月22日
  • 受賞
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理工学研究科修士課程に在学中の二宮 士さん(和田 幸一研究室)が、第21回情報科学ワークショップで優秀プレゼンテーション賞を受賞しました。  

この研究では、自律分散ロボット群の理論モデルにおける自律分散ロボット群の計算能力に関して従来得られている結果を大幅に改善しました。特に、これまでは2つのモデル間の比較のみであったものを3つ以上のモデル間の計算能力を分離する方法を議論しています。

自律分散型のロボット群は、宇宙空間や災害現場、さらには人の体内のように、人間が直接立ち入ることが難しい場所での活躍が期待されています。そのため、これらのロボット群に「何が可能で、何が不可能か」を理論的に明らかにしておくことは重要です。将来、実際に応用する際に、ロボット群の特性や限界が事前に分かっていれば、より有効かつ安全に利用できるからです。

・受賞者:二宮 士(応用情報工学専攻 修士課程1年) 

・学会名:第21回情報科学ワークショップ

・学会開催場所: 神奈川県・三浦海岸 マホロバ・マインズ三浦

・学会開催期間:2025年9月15日~9月17日

・受賞日:2025年9月17日

・受賞名:優秀プレゼンテーション賞

・受賞論文名:非同期スケジューラ下における3種以上の自律分散ロボットモデルに対する計算能力の分離

・共著者:内藤 翔太(応用情報工学専攻修士課程1年)、和田 幸一(応用情報工学科教授)

受賞者の二宮さんは写真一番右