お知らせ
理工学研究科修士課程に在学中の学生(小林一行研究室)が、The 32nd Annual Intelligent Ground Vehicle Competition で優秀な成績を収めました。
The 32nd Annual Intelligent Ground Vehicle Competition は、カメラ、LiDAR、GPS等を搭載した自律型移動ロボットが、白線、障害物、標識等を認識して安全に速くコースを走行する競技を行う、自律移動ロボットの国際大会です。IGVC(Intelligent Ground Vehicle Competition)で開発される自律移動ロボットの技術は、電気、機械、情報、デザインなど、多様な工学分野の知識を統合し、実際に機能するシステムとして構築する必要があります。これにより、学生は分野横断的な知識と実践的なスキルを習得することができます。この技術は将来的に、高齢者支援、災害対応、物流の自動化など、社会が直面するさまざまな課題の解決に貢献することが期待されています。人や物を安全かつ効率的に運ぶ能力は、スマートシティや自動運転システムの基盤としても重要であり、生活の質の向上や労働力不足の解消にも寄与すると考えられます。
・参加者:葛西 陽向(システム理工学専攻創生科学系修士課程1年)
齋藤 駿(システム理工学専攻創生科学系修士課程2年)
高森 悠平(システム理工学専攻創生科学系修士課程1年)
山川 拓哉(システム理工学専攻創生科学系修士課程2年)
・大会名:The 32nd Annual Intelligent Ground Vehicle Competition
・開催場所: Oakland University Rochester(アメリカ・ミシガン州)
・開催期間:2025年5月30日~6月2日
・表彰日:2025年6月2日
・結果:Self-Drive Challenge部門(13チーム参加):優勝(Point 2100/2100で満点達成)
Self-Drive Challenge Grand Award部門:準優勝(Design Presentationとの合算評価)
Auto-Nav部門(28チーム参加):第4位(完走達成)
・参考:小林一行研究室ウェブサイト「IGVC2025結果報告」