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理工学研究科在学生の池田晴奈さんが無機マテリアル学会第145回学術講演会で無機マテリアル学会講演奨励賞を受賞

  • 2022年12月12日
  • 受賞
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本研究科応用化学専攻の修士課程に在学中の池田晴奈さんが、無機マテリアル学会第145回学術講演会で無機マテリアル学会講演奨励賞を受賞しました。

量子ドット増感太陽電池は、次世代太陽電池として期待されています。量子ドットの代表例として挙げられるCdS、CdSe、CdTe、PbSには有害な元素であるCdやPbが含まれています。
本研究では有害元素を使わず、安全性の高いCuInS<sub>2</sub>/ZnS量子ドットを合成し、太陽電池に応用しました。
量子ドットの多励起子生成現象により内部量子収率が100%を超える可能性がある太陽電池が実現することにより、人類のエネルギー問題解決への大いなる貢献が期待されます。

・受賞者
池田晴奈(応用化学専攻修士課程1年)

・学会名
無機マテリアル学会第145回学術講演会

・開催期間
2022年11月10日~11月11日

・受賞日
2022年11月11日

・開催場所
熊本国際交流会館

 ・受賞名
無機マテリアル学会講演奨励賞

 ・受賞論文名
CuInS<sub>2</sub>/ZnS量子ドットのリガンド交換と太陽電池応用

・備考
リーフレット「理系学部で学ぶみなさんへ -大学院進学の5つのメリット-」