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理工学研究科在学生の鈴木陽大さんがIEEE International Symposium on Circuits and Systems (ISCAS)でBest Track Manuscript Recognition – Second Runner Upを受賞

  • 2022年09月30日
  • 受賞
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本研究科電気電子工学専攻修士課程2年の鈴木陽大さんが、IEEE International Symposium on Circuits and Systems (ISCAS)でBest Track Manuscript Recognition – Second Runner Upを受賞しました。
本研究では、哺乳類の脳の神経細胞ネットワークの動作を模倣できる集積回路を提案しました。また、提案回路が従来の回路に比べて圧倒的に小型に実装でき、低消費電力で動作できることを示しました。
病気や事故で脳の機能の一部が失われた場合に、失われた脳機能を集積回路を用いて回復する試みがなされています。そのような目的で設計された集積回路は神経補綴回路と呼ばれます。
本研究で得られた成果は、従来の回路に比べて圧倒的に小型で低消費電力な神経補綴回路を設計するために貢献することが期待されます。

・受賞者
鈴木陽大(電気電子工学専攻修士課程2年)

・学会名
IEEE International Symposium on Circuits and Systems (ISCAS)

・開催期間
2022年5月28日~6月1日

・受賞日
2022年6月11日

・開催場所
米国オースティン(オンラインで参加)

 ・受賞名
Best Track Manuscript Recognition – Second Runner Up

 ・受賞論文名
A Novel Hardware-Efficient Network of Ergodic Cellular Automaton Neuron Models and its On-FPGA Learning

リーフレット「理系学部で学ぶみなさんへ -大学院進学の5つのメリット-」