長期履修制度は、仕事などと両立しながら学業にじっくりと取り組みたい方に配慮した制度です。
通常の修業年限(標準修業年限)は修士課程の場合2年間、博士後期課程の場合は3年間です。この制度を適用した場合、通常の修業年限に必要な授業料を修士課程の場合は「3年」または「4年」、博士後期課程の場合は「4年」「5年」「6年」のいずれかを選択し分納することが可能となり、1年度あたりの学費負担を軽減させることができます。
なお教育充実費については標準修業年限内であれば年額を支払い、以降は年額の2分の1を支払うこととなります。
長期履修制度を導入している研究科・専攻は下表のとおりです。
研究科 |
専攻 |
対象となる課程 |
---|---|---|
人文科学研究科 |
哲学専攻 |
修士課程・博士後期課程 |
日本文学専攻 |
修士課程・博士後期課程 |
|
英文学専攻 |
修士課程・博士後期課程 |
|
史学専攻 |
修士課程・博士後期課程 |
|
地理学専攻 |
修士課程・博士後期課程 |
|
心理学専攻 |
修士課程・博士後期課程 |
|
国際日本学インスティテュート |
修士課程・博士後期課程 |
|
国際文化研究科 |
国際文化専攻 |
修士課程のみ |
社会学研究科 |
社会学専攻 |
修士課程のみ |
人間社会研究科 |
福祉社会専攻 |
修士課程のみ |
政策創造研究科 |
政策創造専攻 |
修士課程のみ |
公共政策研究科 |
公共政策学専攻 |
修士課程・博士後期課程 |
サステイナビリティ学専攻 |
修士課程・博士後期課程 |
|
キャリアデザイン学研究科 |
キャリアデザイン学専攻 |
修士課程のみ |
スポーツ健康学研究科 | スポーツ健康学専攻 | 博士後期課程のみ |
例えば年間の学費が、修士課程2年間で合計1,300,000円の場合
内訳 |
1年目 |
2年目 |
3年目 |
合計額 |
---|---|---|---|---|
計 |
46.0 |
46.0 |
42.0 |
134.0 |
(単位:万円)
内訳 |
1年目 |
2年目 |
3年目 |
4年目 |
合計額 |
---|---|---|---|---|---|
計 |
36.5 |
36.5 |
32.5 |
32.5 |
138.0 |
(単位:万円)
A:
長期履修制度を適用するかどうかは、入学手続時に申請してください。入学手続期間後の変更はできません。
A:
一度選択した年数をさらに延長することはできません。ただし入学後(在学中に)、当初の計画を早めて修了する(長期履修制度適用期間を短縮して修了する)ことは可能です。その場合は所定の手続を経て研究科の許可を得る必要があります。また、短縮が決定した場合は長期履修制度の学費が適用されなくなりますので、通常学費との差額(不足分)を納入いただく必要が
あります。
A:
長期履修制度適用者の在学年限は、通常の在学年限と同じく修士課程4年・博士後期課程6年です。在学年限とは科目の履修や修士あるいは博士論文を提出することができる年限です。これとは別に通算3年の休学が可能となっています。
A:
長期履修制度適用者が履修するカリキュラムは通常の課程(修士2年・博士後期3年)と同一です。
授業の履修にあたっては、指導教員とよく相談したうえで履修登録をしてください。
A:
それぞれの奨学金によって応募条件が異なりますので、個々の募集要項で応募条件を確認してください。