大学院について

歴史・沿革

大学院について

法政大学の歴史は、1880年東京法学社の設立にさかのぼります。
1883年には政府の法律顧問としてパリ大学教授ボアソナード博士が教頭に就任し、1920年大学令により初めて私立大学の設置が許可され法政大学となりました。
大学院は1951年に人文科学研究科、社会科学研究科に修士課程を設置したことに始まります。
現在では歴史ある研究分野から現代の社会的要請に即した研究領域まで多彩な研究科を設置しています。
また「社会に開かれた大学院」を特色として打ち出し、1995年には我が国最初の夜間博士後期課程を開設するなど、各研究科は研究者養成から高度専門職業人養成まで、それぞれの目標に適した教育・研究を行っています。

1951年
[昭和26年]
人文科学研究科に哲学・日本文学・英文学専攻、社会科学研究科に経済学専攻のそれぞれ修士課程を設置
1952年
[昭和27年]
人文科学研究科に国史学専攻(夜間)と社会科学研究科に私法学専攻の修士課程を設置
1953年
[昭和28年]
人文科学研究科に地理学専攻(夜間)の修士課程を設置
大学院専用校舎53年館竣工
1954年
[昭和29年]
国史学専攻を日本史学専攻に名称変更
1955年
[昭和30年]
哲学・日本文学・英文学・日本史学・地理学専攻、経済学・私法学専攻に博士後期課程を設置
1956年
[昭和31年]
社会科学研究科に政治学専攻・修士課程を設置
1958年
[昭和33年]
政治学専攻に博士後期課程を設置
1964年
[昭和39年]
社会科学研究科に社会学専攻・修士課程を設置
1965年
[昭和40年]
工学研究科を設置し、修士課程に機械工学・電気工学・建設工学専攻を設置
1966年
[昭和41年]
社会学専攻に博士後期課程を設置
1968年
[昭和43年]
電気工学専攻に博士後期課程を設置
1985年
[昭和60年]
工学部大学院棟竣工
1986年
[昭和61年]
機械工学・建設工学専攻に博士後期課程を設置
1987年
[昭和62年]
工学研究科にシステム工学専攻・修士課程を設置
1989年
[平成元年]
システム工学専攻に博士後期課程を設置
1991年
[平成3年]
私法学専攻を法律学専攻に名称変更
1992年
[平成4年]
経営学専攻を経済学専攻から分離独立させ、経営学専攻に修士・博士後期課程を設置。経済学と経営学専攻の修士課程で昼夜開講制を実施。
大学院専用棟92年館(現大学院棟)竣工
1995年
[平成7年]
経営学専攻・博士後期課程で昼夜開講制を実施(日本初の夜間博士後期課程)
1998年
[平成10年]
法律学専攻・修士課程に法曹コースを設置し、従来のものを研究コースにした。政治学専攻・修士課程で昼夜開講制を実施
2000年
[平成12年]
工学研究科に物質化学・情報電子工学専攻の修士・博士後期課程を設置
電気工学専攻・修士課程に1年制ITプロフェッショナルコースを設置
人文科学研究科・全専攻修士課程で昼夜開講制を設置
2001年
[平成13年]
社会科学研究科に政策科学専攻(昼夜開講制)修士・博士後期課程を設置
2002年
[平成14年]
人間社会研究科および情報科学研究科(ともに修士・博士後期課程)を設置
2003年
[平成15年]
社会科学研究科環境マネジメント専攻修士課程および国際日本学インスティテュートを設置
社会科学研究科経済学専攻・博士後期課程で昼夜開講制を実施
2004年
[平成16年]
法務研究科、イノベージョン・マネジメント研究科、人文科学研究科国際文化専攻、国際日本学インスティテュート(博士後期課程)を設置
社会科学研究科を改組し、経済学研究科経済学専攻、法学研究科法律学専攻、政治学研究科政治学専攻、社会学研究科社会学専攻、政策科学研究科政策科学専攻、環境マネジメント研究科環境マネジメント専攻を設置
2005年
[平成17年]
経営学研究科キャリアデザイン学専攻、システムデザイン研究科システムデザイン専攻、イノベーション・マネジメント研究科アカウンティング専攻を設置
2006年
[平成18年]
人文科学研究科心理学専攻を設置
人文科学研究科国際文化専攻を改組し、国際文化研究科国際文化専攻を設置
2007年
[平成19年]
人文科学研究科日本文学専攻に能楽研究者育成プログラムを設置
2008年
[平成20年]
政策創造研究科政策創造専攻を設置
2010年
[平成22年]
政治学研究科に国際政治学専攻を設置
工学研究科建設工学専攻とシステムデザイン研究科を改組し、デザイン工学研究科建築学専攻、都市環境デザイン工学専攻、システムデザイン専攻を設置
工学研究科に生命機能学専攻を設置
2011年
[平成23年]
国際日本学インスティテュートが改組転換の上、人文科学研究科に設置
人文科学研究科日本史学専攻を史学専攻へ名称変更
人文科学研究科日本文学専攻に文芸創作研究プログラムを設置
2012年
[平成24年]
公共政策研究科公共政策学専攻を設置
工学研究科生命機能学専攻に植物医科学領域を設置
2013年
[平成25年]
工学研究科を改組し、理工学研究科機械工学専攻、電気電子工学専攻、応用情報工学専攻、
システム工学専攻、応用化学専攻、生命機能学専攻を設置
経営学研究科から独立改組し、キャリアデザイン学研究科キャリアデザイン学専攻として設置
2015年
[平成27年]
連帯社会インスティテュートを設置
2016年
[平成28年]
公共政策研究科にサステイナビリティ学専攻を設置
スポーツ健康学研究科スポーツ健康学専攻を設置
理工学研究科と情報科学研究科との横断型英語学位プログラム(IIST)を設置
理工学研究科システム工学専攻をシステム理工学専攻に、同専攻システム制御系と経営系をそれぞれ創生科学系と経営システム系に名称変更
2017年
[平成29年]
経済学研究科経済学専攻に1年制修士課程を開設
2019年
[平成31年/令和元年]
人文科学研究科国際日本学インスティテュートと上海外国語大学日本文化経済学院との共同学位(ダブル・ディグリー)プログラム開設
2021年
[令和3年]
スポーツ健康学研究科スポーツ健康学専攻に博士後期課程を設置

GNOTHI SEAUTON(グノーティセァウトン)

大学院ロビーの壁上に掲げられたこのギリシャ語は、ローマ字綴りにすれば、GNOTHI SEAUTONとなる。「汝自身を知れ」の意味である。この言葉は古代ギリシャで最も大きな崇敬を受けていた社の一つ、デルフォイのアポロ神殿の門にかかげられていたと言われるが、後にソクラテスが、これを自己の哲学の中核として説いたために、ソクラテスの流れを汲む哲学において今でも大きな意味をもった言葉とされている。わが大学も、学問に志す者すべてのモットーとしてこれを壁上に刻んだのである。

GNOTHI SEAUTON(グノーティセァウトン)

GNOTHI SEAUTON(グノーティセァウトン)