『印象派画家・Manet』(多摩)

2013年02月01日

展示風景

【展示風景】
場所:多摩図書館2Fエントランス

 2012年後期展示テーマは『印象派画家』です。 

 フランス印象派の作品は、美術館でも企画展として取り上げられることも多いため、一度は皆さんも目にしたことがあるかと思います。印象派と呼ばれている画家たちは、1874年に最初のグループ展を開催しました。それを見たある美術記者が、揶揄して彼らのことを「印象派」と呼びます。これは、彼らの絵が単に第一印象を描いただけにすぎない、という意味からでした。しかし、彼らの絵画は、それまでの西洋絵画に顕著にみられた難解な寓意やアトリビュートを読み解く必要がほとんどなく、歴史や宗教に関する素養がなくても鑑賞を楽しむことができたため大衆に受け入れられ人気を博しました。彼らはこの名前を自ら採用し、歴史に名を残すことになったのです。

 2012年度後期展示では、多摩図書館が所蔵する画集を集め、印象派の画家たちの作品をお楽しみいただきたいと思います。

2・3月テーマ「Manet」

 エドゥアール・マネは1832年パリに生まれました。絵の道を歩もうとした彼は、法律家になることを望む父親との間に意見の対立をみ、妥協策として海軍兵学校への進学を決意しますが、入学試験に二度も失敗。結局、父親が折れ、1850年にマネは、トマ・クーチュールのアトリエに入ります。1865年の『草上の食卓』、1865年の『オランピア』がいずれもスキャンダルとなりましたが、これを契機として「カフェ・ゲルボアの集い」が形成され、モネ、ルノアールとも交流がはじまり、近代風俗の描写や効果の表現などで印象主義形成の先駆者となりました。

お問い合わせ先:多摩図書館 2Fカウンター TEL:042-783-2264