お知らせ

キャリアデザイン学部に合格された皆さんへ

  • 2022年02月14日
  • 新入生
  • 入学案内
お知らせ

「進取の気象」を誇る法政大学から生まれたオンリーワンの学部へようこそ

合格,おめでとうございます。

受験生の皆さんは,ほっと一息つかれていることでしょう。そして,4月からの大学生活を目前に控え,期待に胸をふくらませているところでしょう。

法政大学では,2016年に「法政大学憲章」を制定しました。そこでは「自由を生き抜く実践知」の創出を約束し,この「実践知」を通して社会の課題解決に貢献することを宣言しています。建学以来130年余りの歴史を通じて受け継いできた「自由な学風」と「進取の気象」の精神にのっとり,つねに新しいことに挑戦し続けてきた本学の特徴が,この憲章に反映されています。

2003年に設立されたキャリアデザイン学部は,そうした法政大学だからこそ生まれたまったく独創的な学部です。設立時には,キャリア――人の生き方――そのものを探求する学部として,教育界や産業界をはじめさまざまな分野から大きな注目を集めました。そして設置後19年を経た今日もなお,日本の大学では他に類を見ない,オンリーワンの学部として独自の価値と意義を保ち続けています。

いま,日本社会は大きな転換点にさしかかっています。少子高齢化をはじめ,グローバル化やIT化,地球環境の変化などがとてつもないスピードで進むなか,人々の生き方や働き方の「定番」が崩れつつあり,代わって自律した個人による「自分らしい生き方」が模索されはじめています。

変化する社会における,個人の学び方・働き方・生き方を総合的に学問する。――これが,キャリアデザイン学部が自信を持って提供する学部教育のコンセプトです。学び方(発達・教育キャリア),働き方(ビジネスキャリア),生き方(ライフキャリア)のそれぞれを専門とする教員たちが,皆さんの知的探求に伴走し,豊かな学問の世界へといざないます。

カリキュラムの詳細や本学部で学ぶ学生たちの様子については,学部パンフレット学部YouTubeをじっくりご覧ください。在学生たちはおのおの,大学でのキャリアに関する深い学びや専門知識を活かし,卒業後は,企業,教育機関,地方自治体,NPOなど幅広いフィールドで,自己のキャリアの主体的な開拓や,他者のキャリア支援を実践しながら活躍しています。

キャリアデザイン学部での学びの特徴は,これまでの大学教育のスタイルを刷新した点にあります。社会との接点を意識し,社会に即応した知識やスキルを実践的に学ぶことが,本学部における教育の一番の特色です。この教育方針は,大人数の講義から少人数でのゼミナール,学外での実習を伴うインターンシップ科目や体験型学習の科目まで貫かれています。(もちろん,入学後の初年次には,大学での学習の方法を学ぶ「基礎ゼミ」や「キャリアデザイン学入門」をはじめとして,ていねいな導入科目も用意されていますから,心配はいりません。)

なかでも,実際に中学校や高校で生徒たちの学びを支援する「キャリアサポート実習」,企業や自治体,NPOなどの現場で仕事を経験する「キャリア体験学習」,多様な地域社会で市民や子どもたちの学びや成長に寄り添う「地域学習支援(実習)」,台湾やベトナムで現地の企業や大学との交流を通してグローバルな視野を広げる「国際キャリア体験学習」,オーストラリア・ニュージーランドに一定期間滞在して国際感覚を養う「スタディアブロード」など,豊富な体験型の学習機会が用意されていることが,本学部のカリキュラムの最大の魅力といえるでしょう。本学部では、専門スタッフとして5名のキャリアアドバイザーが,皆さんの学びをしっかりサポートします。

こうした学外での体験型学習と,キャンパス内での日々の講義やゼミナールでの学習を往復しながら,学生たちは着実に「実社会で通用するチカラ」つまり「実践知」を身につけていくのです。

本学部に合格された皆さん,大いなるチャレンジ精神と未来への希望とともに,ぜひ,私たちの学部での「学びの冒険」に飛び込んできてください。本学部のスタッフ一同は,学生ひとりひとりのキャリア形成を導き支えるプロとしての自負をもって,皆さんの学びと成長を強力にバックアップします。

桜咲く4月,期待と意欲にあふれる皆さんとお会いできることを心待ちにしています。