春学期のケース展示では、海外美術館の図録や作品集のうち、東洋美術を多く扱う美術館のコレクションを紹介します。海外へ行くことが難しい今だからこそ、図書館の資料を用いて海外へ思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
ボストン美術館は、エジプト美術から現代美術まで45万点以上の収蔵作品を誇る、アメリカでも有数の規模の美術館です。中でも、浮世絵をはじめとする日本美術、東洋美術のコレクションは、西洋でも屈指のコレクションとしてこの美術館を特徴づけており、東京美術学校(現、東京芸術大学)の創設に努めた岡倉天心が東洋美術部に所属して収蔵品の整理・購入に携わったことでも知られています。
世界有数のコレクションの一部を図書館の資料でお楽しみください。
※ボストン美術館ホームページ「COLLECTION」のカテゴリ「Asia」内にて、作品画像を閲覧することが可能です。インターネットが利用できる環境であれば、ご自宅等からもご覧いただけます(VPN接続不要)。