1.日時
2020年11月20日(金)15:00~17:00
2.場所
市ヶ谷キャンパス外濠校舎5階 和室・ZOOM
3.講師
法政大学茶道研究会
4.参加者数
対面3名・オンライン4名
11月20日(金)、学生センター・課外教養プログラム「茶道体験教室」を実施しました。本企画は、学生応援プロジェクトとして実施しました。オンライン参加者へはZOOMを使って中継し、質問を受けたりしました。
プログラムは、本学の登録団体である茶道研究会協力のもと行われました。
まずは、対面参加者に椅子に座って、お茶を飲んでいただきました。座ってのお茶会体験はとても珍しく、参加者からは、道具や作法の質問がありました。オンライン参加者からも質問があり、質疑応答も全員参加で行うことができました。「道具で高いものはいくらですか?」「座ったお茶会の道具の特徴は何ですか?」「なぜ茶碗を回すのか?」といった参加者の様々な質問に、茶道研究会が丁寧に答えてくれました。
ZOOMでのオンライン参加は、35分で終了しました。
その後、対面参加者の皆さんには、畳に座って、お菓子を食べていただき、お茶をたてる体験を一人ずつ、行いました。
置いたままの茶碗に、抹茶を入れる作法はできましたが、お湯を入れる作法には、全員苦戦していました。茶筅の持ち方や泡立てる作法を体験し、たくさん泡立てるほど苦味が少なくなることなど、コツを教えていただきました。また、飲み方の作法を教えていただき、飲み終わった後に茶碗を回すのは、下げてくださる方へ、茶碗の正面を向けるためで、茶道の日本的心遣いを知ることができたようです。茶碗をみるときは、太ももに腕をつけて、茶碗をながめる作法など、道具を大切にするための作法であることは体験しないとわからないし、心遣いゆえの作法であると知ることができたようです。
座学として、法政大学茶道研究会は裏千家であるが、他の流派の作法や、お道具の話、掛け軸やお花まで、季節を意識して、もてなす心が茶道にあることを体験教室を通して学ぶことができました。
今は、秋なので、秋の掛け軸、花、茶碗でおもてなしを受けましたが、道具の質問から、夏のガラスに金魚の茶碗や、スイカの柄の茶碗を紹介してくださり、今風に感じられる珍しい茶碗は、昔からあるそうで、季節を楽しむ茶道のことを茶碗の柄から実感できました。
ZOOMの中継まで、茶道研究会さんが担当してくださり、コロナ禍でも茶道体験教室を実施できました。ありがとうございました。
【参加学生による感想】
作法や道具について、具体的に聞けたことや、自分でお茶をたてるのも楽しかった。(CD3年)
実演の様子
講義の様子
会場の様子
集合写真
学生センター市ヶ谷学生生活課
03-3264-9475