2017年度

プロの心理テストで性格診断!~自分を見つめよう~

2017年12月15日

2017年度

法政大学学生センター・課外教養プログラム(法政大学後援会補助事業)

KYOPROスタッフによる実施報告

2017年12月15日(金)、市ヶ谷キャンパスにて「プロの心理テストで性格診断!~自分を見つめよう~」を実施しました。講師には、市ヶ谷学生相談室主任心理カウンセラーの新川田譲先生をお招きしました。

当プログラムは、学生が日常生活の中で抱えている悩みを相談できる場所の1つとして、学生相談室を挙げてもらえるようにすることを目的とし、学生相談室や心理カウンセラーの存在を知ってもらう機会としました。

当日は、初めに、アイスブレイクと自己紹介を行いました。アイスブレイクでは、会場内を自由に歩き回り、すれ違う人同士で、1回目は黙礼をし、2回目は指と指を合わせ、3回目はハイタッチをしました。この一連の中に言葉は交わされませんが、お互いがすれ違う時に何か1つ動きを加えることで、相手と心が通じ合っていることを感じました。次に、「TEGⅡ」という教材を用いて1人1人が心理テストを行い、それを踏まえた上で、新川田先生にテストの解説をしていただきました。その後はグループワークを行いました。自分の結果を知ることで新たな発見があり、また、グループの中で心理テストの結果を交換することで、自分は相手にどう見られていたのかを知ることができました。そして最後に、新川田先生から交流分析に関する講義がありました。人の心の中には親の部分と成人の部分、そして子どもの部分があり、相手と関わる時にどの部分が働くかによって接し方が変わってくることを学びました。普段の生活の中で人と会話をする場面は多くあります。今回学んだ内容を意識することで、今まで以上に相手とより良い関係を構築していきたいと感じました。

今回のプログラムは、学生相談室とKYOPPOが協力して実施するという新たな試みでした。参加者からは「自分のことを客観視することができた」「性格診断は色々な人が親しみやすい企画である」などの声があり、自分を見つめ直す場を参加学生に提供できたと思います。

今後もKYOPROでは、より良い学びのきっかけ作りのために様々なプログラムを実施していきます。

【報告・KYOPROスタッフ】大沼優(経営学部・経営学科1年)

  • アイスブレイク(すれ違う人と指の先を合わせる)

  • 講師による心理テストの説明

  • 講義中の様子

  • グループごとに心理テストの結果を共有する様子

  • グループワークの内容を発表する参加学生

  • 集合写真