2017年度

「-日本文化を学ぼうシリーズ-茶道体験」を実施しました

2017年08月25日

2017年度

7月7日(金)、学生センター・課外教養プログラム「-日本文化を学ぼうシリーズ-茶道体験」を実施しました。
本企画は、体験を通じた日本文化に関する教養教育を目的として実施しました。

プログラムは、本学の登録団体である茶道研究会協力のもと行われました。まずは、茶席での作法と一連の流れを習いました。七夕にちなんだお菓子やお道具などに、参加者は「美しい!」と感動している様子でした。また、「お菓子はどのように食べるのですか?」「お茶を味わうポイントはありますか?」といった参加者の様々な質問に、茶道研究会が丁寧に答えてくれました。

続いて、参加者が自分でたてたお茶と、茶道研究会がたてたお茶の味の違いを実感してもらいました。参加者のほとんどが初めての体験で、「最後に”の”の字を書くようにすると泡がふわっと残りますよ」という茶道研究会のアドバイスをもとに、それまで一生懸命泡立てていた手を緩め、ゆっくりと”の”の字を書く参加者の姿が印象的でした。

当日は、留学生の参加も多数見受けられました。お茶のたて方だけでなく、綺麗な正座の仕方を教わっている様子もあり、日本人と交流するいい機会となったのではないでしょうか。

課外教養プログラムでは、今後も日本文化についての知識を身に付け、体験を通して学ぶことのできるプログラムを実施していきます。

参加学生による感想

お茶をたてたのは初めてでしたが、作法を教えてもらいながらたてられたので楽しかったです。お道具、お茶菓子、床の間などをどれも七夕のイメージで統一しているのが、面白いと思いました。(参加者アンケートより)

自分でお茶をたてることと、実際に「プロの人たち」によるデモンストレーションを見るのはとても面白かった。(留学生・参加者アンケートより)

茶道体験では、我々茶道研究会のメンバーは講師として参加いたしました。教えることに慣れていない部員達ですが、茶道初体験の方々に教えることを通じて茶道の魅力や楽しさを再発見できたのではないかと考えております。不慣れな点も多々ありましたが、参加者の皆さんに楽しんでいただけたようで我々も一安心でございます。このような素晴らしい機会を与えてくださった学生センターの方々、参加してくださった皆様に感謝いたしますと共に、次の機会を部員一同心待ちにしております。(茶道研究会 3年 南雲 泰河)

  • 茶席でお菓子をいただいている様子

  • 茶道研究会がたてたお茶の香りを楽しむ参加学生

  • 茶道研究会が七夕にちなんで選んだ軸の鑑賞

  • お茶のたて方を教わる様子

  • 自分でたてたお茶を味わう参加学生

  • 集合写真