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講師
12月10日(火)、市ヶ谷キャンパスにて「言葉は使わない!身近な生活から見つける伝え方の文化の違い」を実施しました。このプログラムは、普段の生活では気付くことのないような日本と外国の違いを学ぶことで、学生に文化の違いに目を向けてもらうことを目的としました。
講師には法政大学国際文化学部教授の大嶋良明氏をお招きし、主に「ピクトグラム」や「ジェスチャー」を取り上げていただきました。内容としては、ピクトグラムは同じ物事を表すにしても国により大きな差があるということで、紹介していただいた中には今までに見たことのないものが多くありました。また、馴染みのあるジェスチャーに対する思わぬ捉え方には多くの参加者が驚いた様子を見せる場面がありました。これらは言葉の壁を乗り越えるために使われることも多いですが、文化が違うことで伝わり方に色々な問題があるということでした。
プログラムの最後には、学んだピクトグラムの知識を生かして参加者自身がオリジナルのピクトグラムを作成するワークを行いました。本から着想を得つつも、それぞれが遊び心はのあるものや、今までにないようなピクトグラムを完成させました。他の人が作ったものを見て質問をし合うなど、参加者同士の交流が活発でした。
今回のプログラムを通して、同じ物事に対する受け止め方は文化によって様々だということを学びました。この学びは国際ニュースを見る際や海外に行った際の発見にも繋がると思います。このプログラムを機に参加者の皆さんの文化の違いに対する関心が高まり、さらに視野を広げていただければ幸いです。
【報告・KYOPROスタッフ】大島理央(法学部・法律学科 1年)