1.日時
2020年11月17日(火)
2.場所
富士見坂校舎1階遠隔講義室 F101
3.講師
田中優子氏(法政大学総長)
4.参加者数
15名
11月17日(火)、課外教養プログラム「先人は凄かった!総長と学ぶ江戸ロジー」を実施しました。
このプログラムは現代の環境問題について,江戸時代の環境へ取り組みから解決策を考える企画です。講師の田中優子総長に江戸時代の人の取り組みを紹介していただきました。また、このプログラムは大学の教室で行われました。今年は多くの授業がオンラインになり、学生はキャンパスに足を運ぶ機会が減りました。その中でも対面授業ならではの雰囲気を感じてもらうために,検温や手指の消毒はもちろん,ビニール手袋やフェイスシールドを使ってカルタ形式のワークも実施し,対面でしかできない企画になりました。
当プログラムは,はじめに,江戸時代にはどのように循環されていたのか,人々のものを大切にする価値観について講義していただきました。着物の洗いはぎの話や行灯の話を通して,江戸時代の人々を取り巻く環境・社会についての理解が深まりました。
プログラムの中盤、学生スタッフが現代の環境問題についての取り組みや課題について紹介し,それに対する詳しい解説を総長にお話していただきました。江戸時代と比較しながら現代の環境問題への取り組みを理解することができました。プログラムの終盤では,ディスカッション形式で講義の内容を踏まえて現代の環境問題への対策を議論し発表しました。どのグループもユニークなアイデアを出しており,学んだことを生かせていました。それに対して総長から丁寧なコメントをいただき,各々の意見について深く考えることができました。
コロナ禍で学生生活も変わり,多くの学生が先の分からない不安に苛まれています。
その中でも自分たちの生活をより良くしたいという向上心のもと,環境問題にも目を向け,自分のできることから取り組んでいただければ幸いです。
【報告・KYOPROスタッフ】吉村秀斗(法学部政治学科2年)
かるたの様子。コロナ対策を万全にして行いました。
各グループでゴミを減らすにはどのような取り組みをすれば良いか?について考えました。
グループワークの後には総長からフィードバックを頂きました。
集合写真。学生達にとって貴重な経験になりました。
学生センター市ヶ谷学生生活課
03-3264-9475