2023年11月20日(月)に、法政大学課外教養プログラム「目が見えないってどんな感覚!?ブラインドサッカーを通して障がい者スポーツを体感しよう」を実施いたしました。
本プログラムはブラインドサッカーを参加者に体験してもらうことで、障がい者スポーツの楽しさを学んでいただくことに加え、障がい者の方々への理解を深めてもらうことを目的として企画されました。
当日は現ブラインドサッカー男子日本代表コーチの方が最初にブラインドサッカーの特徴について主に講義をし、その後グループワークと質疑応答を実施しました。
講義では、ブラインドサッカーが音や仲間の声を頼りにプレイすることなどを実際に映像も交えての説明され、また目が見える人・見えない人の感覚の違いや人を思いやることの大切さについても話されました。
グループワークでは、体育館で実際に参加者がアイマスクを付けてブラインドサッカーを体験しました。最初は目が見えない状態に慣れるためのグループごとにミニゲームを行いました。次に実際にボールを用いて、参加者同士が目の見える人・見えない人に分かれ、視覚情報がない分言葉で詳細に情報を伝えるため、全員が積極的にコミュニケーションを取り、交流を深めて楽しくプレイしていたのが印象的でした。
参加学生からは、「晴眼者と全盲者のコミュニケーションが大切という新たな学びを得られた。」「相手を思いやり考えるコミュニケーションをとることの大切さを学べた。」「パラスポーツの面白さを学ぶことができた。」など、多くの感想をいただきました。
今回のプログラムを通して、福祉としてだけではなく全員が同じ立場でコミュニケーションを取ることができる魅力的な障がい者スポーツを知り、これから障がい者の方々に寄り添う気持ちを少しでも持っていただければ幸いです。
【報告・KYOPROスタッフ】神崎秀輔 生命科学部応用植物科学科4年