【開催報告】新入生交流プログラム

3月22日（金）と27日（水）、28日（木）の3日にわたり、新入生が充実した4年間を過ごすきっかけづくりとして、学生センター主催「新入生交流プログラム」を市ヶ谷・多摩・小金井の3キャンパスで実施しました。
 

市ヶ谷キャンパスでは、128名の新入生と16名の学生スタッフが参加しました。

まずは、イントロダクションとして簡単なゲームを行いました。このゲームを通し、新入生の緊張がほぐれ、和気あいあいとした雰囲気になりました。その後、富士見坂体育館で、コミュニケーション実習として「ブラインドサッカー」を行いました。ひとつひとつのコミュニケーションに注意し、たくさんの気づきを得ることができました。昼休みは2つの食堂に分かれ、学食体験を行いました。新入生からは「学食がとてもきれいで、落ち着いた雰囲気でよかった」「メニューの種類も豊富で、とてもおいしかった」等という声が聞かれました。

午後の部は、サークル団体を代表して「マジシャンズクラブ」「居合道部」「YOSAKOIサークル鳳遙恋」が発表を行い、新入生は迫力あるパフォーマンスに惹きつけられました。その後、学生スタッフが「大学生になったらできること」「入学前に知っておくとよいこと」等、大学生活の様々な情報を発表し、その後、質疑応答形式で答え、新入生は学生スタッフから熱心に話を聞きました。
 

多摩キャンパスでは、68名の新入生と17名の学生スタッフが参加しました。

まずは、参加者は4つの教室に分かれ、学生スタッフが簡単なゲームや大学生活に役立つ様々な情報を発表しました。各グループの趣向を凝らした内容に、新入生の緊張もほぐれた様子でした。その後、学食体験として食堂で昼食をとるグループと、広大な敷地を巡るキャンパスツアーを行うグループの2つに分かれました。キャンパスツアーでは、新入生から「入学前に学内の施設を知ることができてよかった」「キャンパス内をバスで移動することに驚いた」等という声が聞かれました。

午後の部は、ボランティアの企画・実施を行う「ボランティア支援プロジェクト（VSP）」学生スタッフ協力のもと、コミュニケーション実習として、東京2020パラリンピックの種目である「ボッチャ体験教室」を実施しました。VSP学生スタッフが新入生をサポートする体験会では、学生同士のコミュニケーションがより活発に行われました。
 

小金井キャンパスでは、84名の新入生と10名の学生スタッフが参加しました。

まずは、イントロダクションとして簡単なゲームを行いました。新入生は、初対面の人とチームを組むことに戸惑っている様子でしたが、ゲームが終わる頃にはすっかり打ち解け、和やかな雰囲気となりました。その後、日本ボッチャ協会の方を講師としてお招きし、「ボッチャ体験教室」を実施しました。ただボッチャを体験するだけではなく、ボッチャのボールを使用したコミュニケーションプログラムに、新入生の交流も盛んに行われました。

その後、マルチユースホールにて昼食をとり、午後の部は、学生スタッフが大学生活に役立つ情報の発表を行いました。そして、サークル発表では、「工体連本部」「文化連合本部」「技術連盟本部」より各団体の紹介がありました。小金井キャンパスならではの団体に、新入生からは「入りたいサークルを見つけることができた」等という声が聞かれました。

各キャンパスの閉会式では、応援団による新入生歓迎デモンストレーションが行われ、参加者全員で校歌斉唱し、新入生交流プログラムを締めくくりました。

新入生からは「先輩方のリアルな話が聞くことができて良かった」「入学式を前に同級生と交流できたことは、不安でしたが新鮮で楽しかったです」「これからの大学生活が楽しみになった」等の声をいただき、大成功を収めました。

本プログラムは、例年市ヶ谷キャンパスにて教員・職員・学生スタッフが協働で運営していますが、今年度は初めて3キャンパスにて実施しました。各キャンパスの施設を有効活用したプログラムで、新入生は大学生活をよりイメージすることができ、不安の解消につながりました。学生スタッフは、新入生の学生生活に向けてのサポートをし、学生スタッフにとっても貴重な経験となりました。