お知らせ

【イベント】(市ケ谷)新しい読書スタイル「つながる読書会」を開催しました(5月13日・5月18日)

  • 2020年05月25日
お知らせ

法政大学図書館では、新しい読書スタイル「つながる読書会」を以下のとおり開催し、好評のうちに終えることができました。
※「つながる読書会」とは、参加者同士のトークがメインの、「本」を使ったオンライン・コミュニケーション・イベントです。

【開催日時】
・新入生大歓迎「つながる読書会」:5月13日(水)13:00~14:30
・学部生・大学院生対象「つながる読書会」:5月18日(月)14:30~16:00

【開催方法】
Zoomを使い、オンライン上で開催

【当日の流れ】
①ターゲット設定:本をよく知り、ターゲットを設定しました。
②ディスカッション:本から得た気づきを、参加者と共有し、対話しました。
③フリートーク:全体を通した気付きとスモールステップの共有・今後どうありたいかという将来像・未来につながるトークをしました。

【参加者数】
・5月13日(水)新入生大歓迎「つながる読書会」:4名(新1年生3名・3年生1名)
・5月18日(月)学部生・大学院生対象「つながる読書会」:6名(大学院生2名・4年生1名・3年生1名・2年生2名)

【実施にあたって】
 図書館として、初の試みだったため、楽しんでいただくことを目指して、当日のシナリオ・企画構成作成、パワーポイントの作りこみ等の事前準備を入念に行いました。
また、オンラインツールを使用するためのサポートとして、Zoomサポートタイムを設けました。

【参加者アンケートによる満足度】
当日は、両回とも和やかな雰囲気の中、楽しく行われました。
5月13日・5月18日両日とも、参加者満足度100%でした。
参加したすべての方に、また参加したいというお声をいただきました。

(以下「参加者アンケート」より抜粋)

【当日の様子・参加者からの感想】

5月13日の新1年生の回は、少人数制で、時間をかけて、丁寧にじっくりと行いました。
新型コロナウィルス感染症防止による大学閉鎖により、新入生と交流できなかった学生が、新1年生同士で初めてつながれて嬉しかったとの感想がありました。
参加者からは、「リラックスして参加できた」、「少人数だったので話しやすかったし,退屈しなかった」、「新入生同士、興味のある本が知れてよかった」、「通学ができない状況下では積極的な交流の機会が貴重」、
「読書という趣味を通じて同じ大学の人と関わりたいので、また読書会に参加したい」という声をいただきました。

5月18日の学部生・大学院生対象の回は、新2年生からお孫さんがいらっしゃる大学院生と、幅広い年齢層の方に参加いただきました。
トークと、反応がリアルタイムでわかるZoomチャットを同時進行することで、発言しながらのコメントのやり取りも、盛り上がりました。

参加者からは、「年代・学部・研究科の異なる人とつながり、色々な価値観を知れた」、「大学閉鎖中でもコミュニケーションを取れるいい機会になった」、「オンラインだからこそできる取組みだった。孤立感が和らいだ」、
「短時間で多様な知識のインプットが出来、アウトプットの練習になった」という感想が寄せられました。
リピーターの方からは、回を重ねるごとに面白くなる、という感想もいただきました。

本イベントでは、読書だけではなく、参加者が今後どうなっていきたいのかというトークもすることで、未来につながる大盛況のイベントとなりました。

図書館では、これからも楽しいイベントを開催しているので、またぜひご参加ください。


※参考※ 当日学生が使用した本
・『「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学』山鳥 重
・『それをお金で買いますか 至上主義の限界』マイケル・サンデル
・『アウトプット読書術』樺沢紫苑
・『意識と無意識のあいだ 「ぼんやり」したとき脳で起きていること』マイケルコーバリス
・『教育とは何か』大田堯 ・『生きづらい明治社会―不安と競争の時代』松沢裕作
・『2050年のメディア』下山進
・『日本国憲法 大阪おばちゃん語訳』谷口 真由美
・『外国人労働者受け入れと日本社会: 技能実習制度の展開とジレンマ』上林千恵子
・『「育ちがいい人」だけが知っていること』 諏内えみ