さ行

斎藤ゼミ

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斎藤ゼミでは「家族」をテーマにいろいろな活動をしています。

家族というのは、誰にでも身近なテーマのようであり、多かれ少なかれ誰もがたくさんの時間や年月を割いていながら、かといってなかなか客観的・実証的に扱う機会のないものだと思います。大学生という貴重な時期に、家族というものを多角的・学術的に学習し、それをもとに自分を振り返り、そして将来を考えてみるのは、とても意義のあることだと思います。世の中のいろいろな側面が、家族を通してみえてくるかもしれません。

以下、各学年のゼミ生1人ずつから、ゼミのことを自由に語ってもらいました。

2年 田鍋麻季

こんにちは。私たち斎藤ゼミでは、「家族」をテーマとして学んでいます。 
みなさんは「家族」という分野について考えたことはありますか? 
「家族」といっても、自身の家族だけではありません。他人の家族や家族に関する政策・法律、現在・将来の家族についてなど、挙げていくときりがないものです。私たちは身近な存在である家族という集団にについて、ディスカッションしたり、調査などに取り組んでいます。普段のゼミの雰囲気としては、穏やかな感じですが、皆、興味ある分野なので、積極的に発言しています。例えば大学生の結婚観や、目指す家族像についてなど、価値観の違う者同士話し合ってみることは、とても面白いですし、新しい発見があります。私自身、自分の家族について、以前とは違った目線で考えたり、また、多様な家族の在り方を理解することができます。 

家族関連の問題について考えたい、子どもが好き、そういった職業に就きたい、など少しでも「家族」というテーマに興味を持った人なら、この斎藤ゼミで成長できるはずです。

3年 小島美樹

私がこのゼミを志望した理由は、今の世の中の家族を知ることにより、自分の家族に対する考えも見直せるのではないか、また、将来家族ができたときに斎藤ゼミで学んだことを生かせるのではないかと考えたからです。実際にこのゼミに入ってからしていることは、自分でテーマ(家族に関することで)を決め、社会人にインタビューしたり、家族社会学の論文を読み込んだりしています。現在は4年制の大学生を対象として「家族」に関するアンケートをとり、データをまとめているところです。 

このゼミに入ったことで学んだこともたくさんありますが、考えさせられたこともたくさんあります。例えば、できちゃった結婚、里親制度、大学生における結婚観についてなどを話し合う機会がありました。このようなことをゼミで話し合う機会があるということはとてもいいことだと思っています。そうでなければ、家族や結婚に関することを考える機会はないと思うからです。

4年 小森美香

斎藤ゼミは家族について勉強するゼミです。 
「家族について」というとかなり大雑把な表現ですが、家族についてなら本当になんでも、自分の興味のあるテーマで研究していけるのが特長です。 

例えば「理想の家族とは」「なぜ人は浮気するのか」「ひとりっこ」「恋人に求めるものと結婚相手に求めるものの違い」「父親の役割」「家計の裕福さが与える子どもへの影響」など! 

個人の深めたいテーマで、様々な研究が自由におこなわれています。 先生の紹介でのボランティアやゲストスピーカーによる講義など、教科書を読んでいるだけでは学べない生の声をきき、体験しながら知識を深めることが出来ます。 法政大学ではおそらくこのゼミでしか学べないような「家族論」、少しでも興味のある方はぜひ来てください!!!

-------以上、ゼミ生たちが紹介してくれたように、このゼミのなかではいろいろな活動をしています。

おわりに

ある1つのテーマをもとにディスカッションすることもあれば、関連する書籍や学術論文を読みこむこともあります。また、家族というテーマで、インタビューやアンケート調査を実施したりもします。さらにコンピュータのソフトを使って、統計的な分析もします。各自によるプレゼンテーションの機会も設けています。家族に限らず、社会のいろいろな場面で通じる「学問的な方法論」というのも、とても大切にしています。そして、4年の終わりまでには、各自で集大成として、卒業論文を執筆してもらいます。

また、年2回の合宿もしていますし、学外のボランティアに行ってもらったりもしています(各種の児童・家庭関連の施設など)。いろいろなバックグラウンドをもつ方がたを、ゲストスピーカーとして招いたりもします。

もし興味があれば、ぜひ入学後の2年次のゼミ選びのとき、話を聞きにきてください。ゼミ生と私で対応させていただきます。

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