「流通・サービスビジネス論」(本学部教員:酒井理)では2019年から株式会社東京証券取引所と連携して、流通・サービスビジネスの企業研究を授業に組み込んでいます。実社会との連携を強め、現実の社会を感じられる実践的に授業を展開しています。
授業では、企業が現在開示している事業計画や財務関連の資料、実際の企業の株価データを分析しました。さらに、自らが経営者になることを想定して対象企業の戦略を考える課題に取り組みました。70名の受講者のなかから5名(岩谷空来さん(2年)、酒井乃慧さん(3年)、山本笑夢さん(3年)、新崎麻衣さん(3年)、髙橋杏奈さん(2年))の課題について、授業協力していただいた株式会社東京証券取引所から優秀であると評価され、表彰されました。優秀賞のみなさんには、表彰状とJPXグッズが贈呈されました。
「酒井先生のもと課題に取り組んだ受講生の皆様、お疲れ様でした。今年は特に力作揃いで、発表者選出が難しかったです。優秀賞は、開示資料や株価の動きなどの的確な分析と、ご自身の考えに基づく最終的な2社の比較分析が特に優れていました。私自身も毎月の授業参加の中で沢山の気づきを頂きました。皆様の今後のご活躍が楽しみです。」
(株)東京証券取引所 金融リテラシーサポート部 課長 杉山佳子