クラシエホームプロダクツ株式会社と、法政大学キャリアデザイン学部菊池一夫ゼミ（4年生）および明治大学商学部菊池一夫ゼミ（４年生）とのマーケティング共同研究の最終成果報告会が2020年1月17日午後1時から同社の2階会議室にて開催されました。クラシエホームプロダクツ株式会社より、久森成樹常務執行役員や長谷川雅士マーケティング室長や、マーケティングの関連部署等のスタッフが参加をしました。合計4チームが報告を行い、法政大学菊池ゼミは「肌美精シートマスクの若年層の売上増加」と「epilatの市場拡大策」をテーマにして、コンペ方式でマーケティング施策を提案しました。最終審査の結果、肌美精をテーマに取り扱った「肌美精B班」が最優秀賞を獲得しました。
講評の際に、同社の久森常務執行役員と長谷川マーケティング室長からは、現状分析から問題点を見出し、そこから仮説を立て、実証するというプロセスの重要性が高く評価されました。また肌美精B班は、使用頻度の少ない商品を顧客にどのようにして動機付けにするかという点と、パッケージ商品の提案が評価されました。
半年間の卒業論文のための研究として協力していただいた同社のスタッフの皆様に感謝申し上げるとともに、最優秀賞を獲得した肌美精B班のコメントを下記に記載します。
- 長岡弥久
実際に自分達が使いたい商品を提案し、評価して頂けた事が良かったです。今回の研究では新しい戦略だけでなく、市場の分析や市場仮説の重要性を学ぶことができました。
- 野際智未
自分たちがターゲットであることから、消費者視点を大切にし、どういう商品を手に取りたいかを軸に研究を重ねました。そして、それを評価して頂けたことが何より嬉しかったです。仮説・検証の重要性、話の組み立て方まで沢山のことを学ぶことができました。
- 森尾絵美里
今までの活動で良い提案のためには「時間」をかけるだけでなく「質」の高い話し合いが大切だと学びました。そのため今回は、各々の得意な事を明らかにし、仕事を分担しました。提案に評価を頂けたのも、この事に気づけたからだと思います。良い経験になりました。
