お知らせ

【ライサポ】(市ケ谷・多摩) 国会図書館見学ツアーに参加しました!

  • 2020年03月06日
お知らせ

2月26日(水)、ライブラリーサポーター8名が、国立国会図書館東京本館の見学ツアーに参加しました。

ツアー前に鑑賞した紹介VTRでは、国立国会図書館の基本的な3つの役割(①国会活動の補佐、②資料・情報の収集・保存、③情報資源の利用提供)について、学びました。東京本館だけでなく、国際子ども図書館や関西館についても、主な所蔵資料や各館の役割の説明がありました。その後、本館や新館の閲覧室・書庫・利用者端末エリア等を実際に見学しました。地下8フロアにおよぶ新館の書庫では、一般公開していない図書館の裏側や、漫画雑誌から求人誌まで、幅広く収集された貴重な資料を見ることができました。今回の国会図書館見学ツアーでは、教育・研究を支えている大学図書館との違いを発見する良い機会となりました。

参加したライブラリーサポーターの感想(抜粋)

文学部3年

国立国会図書館には、納本制度があることは知っていました。実際に書庫で本を見せて頂き、一番印象に残ったものは、バイト求人誌に載っていた30代の村上春樹先生の作品です。職員さんが仰っていた「価値はいつ出てくるか分からないから、全ての本を保存しておく」と言う言葉に、とても説得力がありました。納本の義務の大切さを学びました。研究以外にも幅広く、図書館を利用してみたいです。 

社会学部3年

「基本的に資料の価値判断はしない」という主義が印象に残っています。刊行されてから10年後、20年後、その本が社会にとってどのような意味を持っているのか(その本の価値)は誰にもわかりません。だからこそ、資料を後世のために保存していくことは非常に有意義な活動であり、遺された資料が有効利用されることによって保存者の意志が報われるのだ、と思いました。 

社会学部2年

昨年に引き続き2度目のツアー参加でした。一年前に参加したときはまだ建設中と説明された、京都の関西館の新しい書庫が現在すでに完成していると聞きました。年間数十万冊単位で増加する新しい資料のために、そういった処置が必要になるそうです。また、近年普及している電子書籍への対処など、時代の流れに対応する図書館の姿が印象に残りました。 

社会学部1年
  • 国会図書館が日本で出版された本の保存を行っていることは知っていましたが、訪れて初めて、どんな本も1冊だけしか所蔵されないことを知り、また半永久的に保存することの難しさを感じました。
  • 「ジャンプ」や「ちゃお」といった馴染み深い雑誌の創刊号を実際に見ることができて嬉しかったです。
  • 書庫のある地下8階からの景色

  • 南口前で記念写真