6月27日(月)、ナースファシリテーターの浦山絵里氏をお招きし、多摩キャンパスにて学生センター・課外教養プログラム「ファシリテーションはじめの一歩!」を実施しました。
本プログラムの内容はファシリテーションとは何かからはじめ、実践を通して対話の中でファシリテーションの効果を実感するというものでした。講義を通して人との対話や会議のなかでファシリテーション的要素を組み込むことにより内容を深められることを学び、「皆が納得のいく話し合いの重要性」を再確認できました。
私は「多くの人にファシリテーションについて知ってもらいたい」、「実際にファシリテーションを活用したいと思ってもらいたい」という二つの思いを企画運営のなかで大事にしていました。浦山氏にはそのような私のマインドに合わせたプログラムを練っていただけたため、今回の企画に正に適任だったといえるでしょう。受講してくれた方々は疲れた様子も見せながら真剣にワークに取り組み、最後のアンケートでは「今後の活動のなかで役立てたい」というコメントを寄せてくださいました。受講者に私の意図が伝わったかどうかはわかりませんが、概ね高評価をいただけたので良かったです。
グローバリゼーションの広まりと共に多種多様な人々との対話の必要性が高まっています。そのなかで私たちは時には衝突し、いがみ合うこともあるかもしれません。しかしそのような衝突に対して最終的に対話のなかで解決していかなければならないのも事実です。ファシリテーションはそのような対話を促し、助ける鍵として今後も必要とされていくでしょう。
【報告・KYOPROスタッフ】加藤 誉章(経済学部・経済学科3年)