ゼミ・研究室紹介(2019年度以前)

多角的な視点からスポーツの魅力を考え将来の目標につなげる(スポーツ健康学部スポーツ健康学科 成田道彦 専任講師ゼミ)

  • 2013年02月28日
ゼミ・研究室紹介(2019年度以前)

指導者、競技者、商品開発者…それぞれの夢を持つ学生が集う

後列左から、内田貴博さん(スポーツビジネスコース4年)、野中翔太さん(ヘルスデザインコース3年)、 牧原正高さん(スポーツビジネスコース4年)。前列左から、山﨑雄大さん(ヘルスデザインコース2年)、 成田道彦専任講師、西池和人さん(スポーツコーチングコース2年)

後列左から、内田貴博さん(スポーツビジネスコース4年)、野中翔太さん(ヘルスデザインコース3年)、 牧原正高さん(スポーツビジネスコース4年)。前列左から、山﨑雄大さん(ヘルスデザインコース2年)、 成田道彦専任講師、西池和人さん(スポーツコーチングコース2年)

スポーツの指導者が選手やチームの育て方などを考える「コーチ学」を学ぶ成田ゼミには、ヘルスデザイン、スポーツビジネス、スポーツコーチングの3コースから2~4年生計28人が集まっています。

野中翔太さんは「他コースの学生の違った考え方や視点に触れることができ、視野が広がりました。ゼミでは数人のグループごとに興味を持ったテーマについて互いに発表し合います。おかげで、私はプレゼンテーションを通して人前で話すことへの苦手意識がなくなりました」と成田ゼミでの活動成果を笑顔で話します。

大学や実業団の駅伝で活躍した成田道彦先生は陸上競技部の駅伝監督も務め、3年ぶりに出場した第89回箱根駅伝で本学は総合9位の成績を修めました。そんな成田先生にあこがれてゼミを選ぶ学生も多く、筋肉の伸張反射を素早く行う方法を研究している山﨑雄大さんも「将来はアスリートの能力向上や傷害予防をサポートするストリングスコーチになりたい。そのために、競技者・コーチ・監督いずれでも素晴らしい実績を残した成田先生のゼミに入り、スキルを高めたい」と入ゼミ理由を明かします。

ゼミ生の中には現役の陸上競技選手も在籍。今年の箱根駅伝では1区を走り活躍した西池和人さんは「私は世界に目を向けながら競技に取り組み、世界の強豪選手の強さにどう対抗するかを考えてきました。成田先生からは選手としての成長を目指すための実践的な知識や練習法を学べ、将来指導者になっても生かせると思います」とゼミ活動の意義を語ります。

一方、これまで陸上に打ち込み、箱根駅伝が大好きという内田貴博さんは就職活動を終え、現在は箱根駅伝の広告効果をテーマとした卒業論文に注力しています。「新年の結果ももちろん反映し、日本独自の文化である駅伝の魅力をどう世界にPRするかを日々考えています」と目を輝かせます。

元ゼミ長の牧原正高さんもスポーツ系の企業に就職が決まり、「スポーツシューズの開発者となり、スポーツ人口の増強に貢献したい」と将来の夢を熱く語ります。「足への負担を軽くしてけがを予防するシューズの役割はとても大きいです。その開発に取り組む上で欠かせない現役アスリートの生の声を、ゼミでたくさん聞くことができました。この経験は、必ず将来の財産になります」といいます。 成田先生は「指導者になると人前で話す機会も多くなるため、授業はプレゼンテーションが主体です。そして、指導者を目指す人自身もまずスポーツを楽しむことが大切。スポーツの奥深さを理解して社会で活躍してほしいです」と話し、ゼミ生たちのさらなる成長に期待しています。

毎回グループが交代でプレゼン テーションを行うゼミ活動の一コマ

毎回グループが交代でプレゼン テーションを行うゼミ活動の一コマ

ゼミ合宿で箱根駅伝コースを試走。大桶谷の閻魔台で記念撮影

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多摩キャンパスの専用施設でゼミ 仲間と親睦を深めるバーベキュー後に

多摩キャンパスの専用施設でゼミ 仲間と親睦を深めるバーベキュー後に

先生を囲み教室に成田ゼミ生全員集合

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