ゼミ・研究室紹介(2019年度以前)

保健体育教師や健康運動指導士を目指し健康・体力づくりを追究(スポーツ健康学部 高見京太准教授ゼミ)

  • 2011年03月28日
ゼミ・研究室紹介(2019年度以前)

将来の目標に向けて健康や体力を多角的に学ぶ

設立2年目のスポーツ健康学部は、2年生になるとゼミでの研究活動がスタートします。高見京太准教授の研究室には、第1期生の2年生7人が在籍しています。高見准教授の専門は運動生理学。ゼミでは、「健康・体力づくり」をテーマとして研究を行っています。

ゼミ長の茂呂奈苗さんは、「ゼミ生全員が保健体育教師あるいは健康運動指導士の資格取得を目指しています。高見先生は両方の資格を持ち、その経験も豊富です。そうした先生からこれまでの体験談や資格取得の勉強法などを聞きたいと思い、ゼミに入ってきた学生が多いと思います」と全員の気持ちを代弁し、「個人的には1年の時に高見先生の授業を受講して、先生の優しそうで面倒見がよさそうな人柄に魅かれました」と語ります。

2年次のゼミでは、4年次の卒業論文作成に向けて、健康・体力づくりに関連する学習とともに、体力測定の手法をマスターしたり、学術論文の要約発表などを通して、研究デザインや論文の書き方などを学んでいます。「3年次からは、地域の体育施設などでの健康指導やスポーツ指導の現地学習をなるべく多く取り入れ、将来の保健体育教師や健康運動指導士としての基礎技能を教えたいと考えています」と高見准教授。

そうした高見ゼミの魅力について「さまざまな体力測定の機器の使い方がマスターできたことは、将来きっと役に立つと思います」(吉橋由起さん)、「初めて学術論文を読みました。専門用語が多くて難しかったけれど、研究というものに触れ興味を持つきっかけになりました」(足立夏希さん)、「ゼミ生同士や高見先生との仲がとても良いのが高見ゼミの魅力。3年になったら、この1年間で学んだことを体育施設などの現地学習で試してみたいと思います。今から楽しみです」(黒沢菜々子さん)と、それぞれ語っています。

また、保健体育教師を目指す久保貴史さんは「ゼミの勉強で子どもの体格差による体力の違いというものを実感しました。子ども一人ひとりの差というものをよく考えて指導できる教師になりたいと考えています」。健康運動指導士を目指す秋吉永理子さんは「高齢化社会を迎えて、人々が健康に暮らしていけるような社会づくりに少しでも貢献したいと思います」と、将来を語っています。

間もなく新2年生の後輩たちを迎える高見ゼミ。秋元菜摘さんは「同じ夢を持つ仲間が集まっているゼミです。お互いが刺激しあいながら成長していくことができます。保健体育教師や健康運動指導士を目指す新2年生はぜひ高見ゼミに来てください」と呼びかけています。

前列左から、茂呂奈苗さん、高見京太准教授、久保貴史さん。後列左から、足立夏希さん、秋元菜摘さん、秋吉永理子さん、吉橋由起さん、黒沢菜々子さん。

前列左から、茂呂奈苗さん、高見京太准教授、久保貴史さん。後列左から、足立夏希さん、秋元菜摘さん、秋吉永理子さん、吉橋由起さん、黒沢菜々子さん。

研究室でのゼミ風景。ゼミは水曜日の5時限目に行われる。

研究室でのゼミ風景。ゼミは水曜日の5時限目に行われる。

代謝測定動作解析実習室にて。トレッドミルを使い、ランニング中の酸素摂取量を測定している。

代謝測定動作解析実習室にて。トレッドミルを使い、ランニング中の酸素摂取量を測定している。

8月に行った富士五湖での合宿(写真は河口湖畔にて)。

8月に行った富士五湖での合宿(写真は河口湖畔にて)。