法政フォトジャーナル(2019年度)

<千代田区キャンパスコンソーシアム協力プログラム>高齢者と音楽を通じて楽しく交流しよう!inかがやきプラザ(8/27)を実施しました

  • 2019年10月07日
法政フォトジャーナル(2019年度)

市ケ谷ボランティアセンター学生スタッフ(VSP)が、8月27日(火)に千代田区の高齢者施設である千代田区立高齢者総合サポートセンター かがやきプラザ(以下かがやきプラザ)で千代田区キャンパスコンソーシアム協力プログラム「高齢者と音楽を通じて楽しく交流しよう!inかがやきプラザ」を実施し、大学生18名(企画スタッフ4名含む)と60歳以上の千代田区在住者31名が参加しました。

ボランティアセンターに所属する学生スタッフ(VSP)が中心となり、音楽を通じて地域の子どもたちとふれあう企画を定期的に開催しています。
今回のボランティアは楽器演奏や合唱を通じ、地域の高齢者の方々と交流するボランティアです。「千代田区内隣接大学の高等連携強化コンソーシアム(千代田区キャンパスコンソーシアム)」を構成する他大学の学生(共立女子大2名)も企画に加わりました。

当企画は学生と高齢者とが関わる機会を双方に提供し、かがやきプラザが行っている多世代交流事業の一環としても機能しました。曲目はNHK朝の連続テレビ小説(以下朝ドラ)主題歌、テーマ曲、挿入歌の中から選曲し、高齢者も学生も多くの人が知っているような曲が詰まった音楽会になるようにしました。

実施施設では「大学生と振り返る!朝ドラテーマ曲」というタイトルで企画を実施し、「おしん」のテーマから「優しいあの子」(『なつぞら』主題歌)まで、全8曲を演奏しました。そのうち4曲は学生のピアノや管・弦楽器による演奏、残り4曲は学生の伴奏に合わせて会場にいる参加者全員で歌をうたいました。演奏と歌の曲目は大体交互になる曲順で疲れたり飽きさせたりしないように工夫しました。また、「365日の紙飛行機」ではサビの部分に手振りを取り入れ、全員で振りを練習したときには和気あいあいとした雰囲気に包まれました。                 

経営学部 市場経営学科2年 後藤 優音

<企画学生からの感想>

このボランティア活動で年配者と若者の交流は双方が良い刺激を得られるものであると実感し、身近にいるご高齢の方との関わりを大切にすべきだと改めて思いました。昨年度に参加した児童館で行なう音楽ボランティアで企画の進め方などを学び、それを活かしつつ高齢者向けの音楽会にできたので、今回の経験もまた違う企画に活かしていきたいです。   

経営学部 市場経営学科2年 後藤 優音

高齢者向けの企画に参加するのは初めてであり、また普段あまり高齢者の方と接することもないので、企画が成功するか不安でしたが、終了後、沢山の暖かいお言葉をいただくことができ、地域と学生を繋ぐ企画として成功したと思っています。3年前に始まった音楽ボランティア企画も、4回目を迎え、回を経る毎に進化を遂げています。大学の垣根を越えた学生同士の、そして地域の方々と学生とのコミュニケーションを取れる機会として、更に発展させることができるよう努めていきたいと思います。

経営学部 経営学科3年 菅 結菜

子どもたちの時と違い、反応が読めない高齢者の方々との交流でした。しかし、「朝ドラ」というテーマが明確であったためか、多くの方が口ずさんで、振り付けを真似してくださり、幸せそうに聴いてくださったのが印象的でした。ただ、交流という点で課題が残った面もあり、双方向のコミュニケーションの難しさを痛感しました。

社会学部 社会政策学科 4年 佐々木 敦史

今回のボランティアを通じて人生の大先輩方と触れ合うことができ、とても貴重な経験をすることができました。音楽ボランティアは今回が初めてだったのですが、先輩方やスタッフの皆さんの協力のおかげで無事やり遂げることができ、お褒めの言葉もいただきとても嬉しかったです。また、自分の考えた振り付けで皆さんと交流をすることができ、やりがいを感じることができました。私は今回の企画で音楽を通じた交流の素晴らしさを知ることができたので、このような企画を継続して行っていけたらいいなと感じています。 

経営学部 経営学科1年 富岡 美友

直前の打ち合わせ

直前の打ち合わせ

バイオリン&フルート2本の演奏 美しい音色にうっとり

バイオリン&フルート2本の演奏 美しい音色にうっとり

365日の紙飛行機 一緒に体を動かす

365日の紙飛行機 一緒に体を動かす

高齢者と音楽を通じて楽しく交流しようボランティアメンバー

高齢者と音楽を通じて楽しく交流しようボランティアメンバー