法政フォトジャーナル(2019年度)
環境センターは、6月の「環境月間」に地球環境問題への理解や取り組みの必要性を認識するきっかけとなるように、人工衛星を活用した地球環境観測を通して地球の置かれた状況について理解を深める「JAXA地球観測センターエコツアー」、環境マネジメントプログラムの活性化を目指して「あなたの「こだわりの環境配慮行動」の募集」等を始めとして「環境月間特別企画」を企画しています。
2019年6月12日(水)にデザイン工学部建築学科川久保俊准教授を講師にむかえて、「持続可能な開発目標(SDGs)」をテーマに環境講演会を開催しました。
講演会においては、「持続可能な開発目標(SDGs)」の概要、国内外の動向、「本学におけるSDGs達成に向けた取り組み」の具体的な取組事例を中心に解説いただきました。
持続可能な開発目標(SDGs)は、2030年に向けて全世界が取り組むべき事項を17個のゴールとしてまとめたもので、世界中の国や地域、企業や団体がその達成に向けて先駆的な取り組みを開始し、「環境」に関する取り組みも対象となります。
本学においては、2018年12月に「法政大学におけるSDGsへの取組に関する総長ステイトメント」が発表され、2019年度には「SDGs+プログラム科目」を全学部の学生が履修できる仕組み作りに進展しました。
環境月間をきっかけに、地球環境問題に加えて、貧困問題、公平性等の国内外の社会・経済課題も視野に入れた「持続可能な開発目標(SDGs)」の実践を通して、「誰も取り残さない」世界に向けて一人一人ができることを考えてみましょう。