3月1日(金)~4日(月)の4日間、市ケ谷キャンパスで学生センター・課外教養プログラム「大学生が考える薬物乱用防止の取り組み」として、法政大学I部演劇研究会による薬物乱用防止啓発劇「グラスに手を伸ばす」が公演され、160名が観劇しました。
この街は「グラス」に手を伸ばした。「グラス」は飲めば何もかも忘れる薬だ。
それから噂は流れ出した。「あの街の住人は同じことを繰り返す。時が巻き戻る悠久の街だ。」
「死神レイスに気を付けろ。たった1つの街の癌だ。」
なぜ死神と呼ばれるのか?本当の名前は何なのか?
死神レイスに出会い、この街の真実を知って、やがてソラは「グラス」に手を伸ばす。
(I部演劇研究会チラシより)
3/1(月)から3/4(金)までの4日間、市ケ谷キャンパスにて今年度で9年目となる「大学生が考える薬物乱用防止の取り組み」として法政大学一部演劇研究会による薬物乱用防止啓発劇「グラスに手を伸ばす」が公演され、4日間を通して160名が観劇しました。脚本・演出を担当した学生からは「どうか、いま薬の目の前に立っている誰かに、「薬じゃなくて、人の手を取ってほしい。人に助けを求めて欲しい。」『グラスに手を伸ばす』はそう願って、本当に多くの方に支えられてつくりあげた作品です。私は大学生活の最後にこれだけ多くの方に支えられて、共に作品をつくることが出来て本当に幸せです。このような経験を与えて下さった観客の皆様をはじめ全ての方々に感謝しております。」とコメントがありました。
薬物の使用に関しては報道でも大きく取り上げられています。芸能人が覚せい剤や大麻を所持、使用したことによって逮捕されたり、危険ドラッグを使用したドライバーが多数の死傷者を出すような重大な交通事故を起こしています。
近年、「1回だけならいいや」、「周りの友達もやっているし…」という甘い認識で薬物を使用してしまう若年層の広がりは大変深刻な状態にあります。
あなたの身の回りに薬物への誘因が潜んでいることを決して忘れてはなりません。
学生センターでは今後も薬物乱用の防止について、積極的に啓発活動を行っていく予定です。