法政フォトジャーナル(2018年度)

多摩ボランティアセンターの熊本震災復興支援ボランティア 2018年度『熊本支援「チームたまモン」第2次隊』熊本県益城町へ

  • 2019年03月20日
法政フォトジャーナル(2018年度)

多摩ボランティアセンターでは、2019年2月16日(土)~18日(月)の3日間、熊本地震で震度7を記録し大きな被害を受けた、熊本県上益城郡益城町の木山仮設団地を熊本震災支援グループ「チームたまモン」から5名が訪ねて子供支援のボランティア活動を行いました。この支援は2016年に始まり、2018年度は夏に続いて2回目、開始通算8回目の活動になります。

ボランティアに赴いた木山仮設団地は220戸を擁する町内第2規模のプレハブ仮設団地で、完成しつつある災害公営住宅や復旧した自宅などへの転出を受けながらも137世帯(2/16現在)が生活しています。(町内最大規模は木山仮設から車で20分ほど離れた「テクノ仮設団地」で516戸規模)

現地の益城町は、プレハブ仮設住宅が大小合わせて18か所に1562戸(他に「みなし仮設」も1504戸ある)に達し、町役場庁舎そのものも木山仮設近くのプレハブ仮設庁舎で業務を行うほどの建物被害を受けています。

短期暫定仮住まい前提の仮設住宅は転入出も多いコミュニティーです。そこで生活するみなさんに向けて「たまモン」は、子供たちとモノ作りをしたり身体を動かして遊ぶことを通じた支援を続けています(高齢者傾聴も行うが、今回は子供支援に特化)。

しかし復興過程では常時変化を伴うため、支援も状況を見極めて変化する必要もあります。震災から3年(本震は2016年4月14日)が経過する今回の活動では、様々な要素を学び、偏りも知り、今後の活動を再考する気付きを得たことと思います。また、2/17(日)には熊本保健科学大学のボランティアサークル「Rideto(リデート)」から5名のみなさんの参加も得て、にぎやかな活動になりました。

活動の様子はボランティアセンターのサイトに掲載していますので、ぜひご覧ください。
また、2019年2月17日(日)の読売新聞西日本本社発行熊本版29頁に2月16日(土)の様子が掲載されました。

今後とも、みなさんのボランティアへの積極的な参加や活動へのご協力をお願いします。
なお、このボランティアは『日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)』との協働企画として実施しました。

 

 

木山仮設東集会所での子供支援

木山仮設東集会所での子供支援

木山仮設東集会所での子供支援(たこ焼き作り)

木山仮設東集会所での子供支援(たこ焼き作り)

木山仮設での子供支援(外遊び)

木山仮設での子供支援(外遊び)

木山仮設西自治会役員のみなさんとの懇談

木山仮設西自治会役員のみなさんとの懇談