法政フォトジャーナル(2018年度)

「2018年度秋学期 市ケ谷障がい学生支援室 反省会」を実施しました

  • 2019年03月01日
法政フォトジャーナル(2018年度)

2月1日(金)、ボアソナード・タワー26階A会議室にて、「2018年度秋学期 市ケ谷障がい学生支援室 反省会」を開催し、市ケ谷障がい学生支援室に関わった利用学生(障がいのある学生)と支援学生(ノートテイカー)が参加しました。

ノートテイカーとは、講義の内容を聞き、意味を要約し、パソコンで文字を打ち、聴覚障がいのある学生に伝える学生です。 本反省会は年2回開催しており、それぞれの活動を振り返り、ノートテイクのコツなどを情報共有しています。

冒頭に、学生相談・支援室長の横内教授より、「2018年度は聴覚障がいのある学生が出席する講義に、ノートテイカーを適切に配置することができ、障がいのない学生と同等の学習環境を実現することができた」と、ノートテイカーに感謝の言葉が述べられました。

その後、下級生のノートテイカーから、「黒板に数式を書く講義の場合、どのようにパソコンテイクをしたら良いのでしょうか?」などの質問が出され、上級生のノートテイカーが自身の経験を基にアドバイスを送りました。また、聴覚障がいのある学生から、ノートテイクについて、気づいたことが説明され、ノートテイカーにフィードバックされました。

最後に、3月に卒業する4年生へ、横内教授より感謝状が贈呈されました。4年生から、「ノートテイカーの活動を通じて学んだことを、社会で役立てていきたい」と挨拶がありました。

障がい学生支援室では、今後も、障がいのある学生の「講義保障」を中心に、障がいのある学生が社会へ出るための自立をサポートし、障がいのある学生と支援学生の双方が成長できるコミュニティ作りを目指していきます。

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開会の挨拶をされる学生相談・支援室長の横内教授

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上級生から下級生にノートテイクのコツが伝えられました

上級生から下級生にノートテイクのコツが伝えられました

4年生へ感謝状が贈呈されました

4年生へ感謝状が贈呈されました

集合写真

集合写真