法政フォトジャーナル(2018年度)

「三曲体験教室 ~日本文化を学ぼうシリーズ~」を実施しました

  • 2018年12月25日
法政フォトジャーナル(2018年度)

12月14日(金)、学生センター・課外教養プログラム「三曲体験教室 ~日本文化を学ぼうシリーズ~ 」を実施しました。本企画は、三曲(箏・三味線・尺八)鑑賞と、体験を通じた伝統芸能に関する教養教育を目的として実施しました。プログラムでは、本学の登録団体である三曲会が講師となり、三曲の歴史や楽器について説明をして頂き、その後実際に三曲会の皆さんによる演奏を聴きました。初めて聴く三曲の演奏に、参加学生は美しい音色に感動している様子でした。

後半は、箏・三味線・尺八の3グループに分かれて、楽器の演奏を体験しました。三曲会の皆さんが参加学生に1人ずつ付いて体験のサポートにあたり、お互いに楽しそうに楽器を演奏していました。

当日は、留学生の参加も多く、初めて目にする日本の伝統的な和楽器に興味津々でカメラで何度も写真を撮り、三曲会の説明を熱心に聞いている様子が多数見受けられました。課外教養プログラムでは、今後も日本文化についての知識を身に付け、体験を通して学ぶことのできるプログラムを実施していきます。

参加留学生からの報告

日本人の学生達は三曲の楽器を紹介した後に演奏してくれました。筝や三味線や尺八の音は抑揚があって美しかったです。皆さんの楽しそうな様子を見たら、「難しくないかも。私も弾いてみたい!」と思いました。 
しかし、実際に学んでみると、難しいところに気が付きました。楽譜の記号は読めませんでしたし、三味線の弦を弾く位置もなかなか分かりませんでした。中でも尺八は特に難しく、きれいな音もでませんでした。
その時少し悲しかったですが、日本人の学生にとても優しく教えてもらいました。私は徐々に慣れて、教えてもらいながらゆっくりと「さくら」を弾くことができて、嬉しくなりました。
今回の三曲体験では、日本の伝統楽器を勉強したり弾いたりすることができ、とても楽しかったです。素晴らしい経験ができました。皆さん、本当にありがとうございました。

日本語教育プログラム 1年 鄒 婉淇

三曲の歴史・楽器の説明  

三曲の歴史・楽器の説明  

尺八の体験

尺八の体験

箏の体験 

箏の体験 

三味線の体験

三味線の体験