法政フォトジャーナル(2018年度)

【市ケ谷】手話講座 入門編(全8回)を実施しました

  • 2018年12月19日
法政フォトジャーナル(2018年度)

市ケ谷ボランティアセンター主催で、手話講座入門編を全8回にわたり実施しました。10月11日、18日、25日、11月8日、15日、22日、29日、12月6日の木曜日に講座を行い、24名の学生が参加しました。

手話講座入門編では、NHK手話ニュースキャスター 中野佐世子先生を講師に招き、自己紹介をはじめ、基本的なあいさつから、聴覚障がい者について、また障がい者に関しての法規にも触れながら理解を深めていきました。テキスト「遊んで学べる手話ゲームブック」を基本に、手作りの教材も使用し、楽しく学んでいくことができました。

最終回には補助犬の紹介DVDを見て、障がい者が行動する上で大切なパートナーである補助犬の存在を、多くの人々に広める必要があることも学びました。

初めて手話に触れる学生が多い中、毎回ペアを組んで練習した会話の時間には、学年や学部を越えて交流を持てました。

手話講座は、全8回という事もあり、今回の入門編からもっとハイレベルな内容に関して学んでいきたいという意欲的な参加者や、より広義な福祉についてより知識を深めていきたいなどの感想もあり、充実したボランティア講座になりました。


《参加学生の感想》

自己紹介に関する手話や、歌に合わせて覚えやすい手話など、初心者でもわかりやすいように、丁寧に明るく教えてくださり、毎週手話講座に行くのが楽しみでした。手話の起源や国ごとの違い、そして聴覚に関する知識についての説明もしていただき、非常に多くのことを学ぶことができました。

現代福祉学部 3年

歌にも力を入れた授業内容だったので、楽しみながら学習できました。手話は、人と人とがコミュニケーションをとる上で基礎的かつ大切なことが沢山つまっている言語だと思います。手話以外に障がい者が利用している情報伝達手段として、点字や読唇術も学習してみたいと思いました。

文学部 1年

この講座で学んだことを発展させ、実際に耳が聞こえない、聞こえづらい人と関われるために実践する機会を自分で探していきたいです。そして実際に町中で困っている人がいたら自ら躊躇せずに、手を差し伸べたいと感じています。講座を開いていただき、ありがとうございました。

人間環境学部 1年

講師の先生に基礎から手話を教わる

講師の先生に基礎から手話を教わる

先生の手話を見ながら学ぶ様子

先生の手話を見ながら学ぶ様子

ペアを組んで練習をする

ペアを組んで練習をする

全講座終了後、記念撮影をしました

全講座終了後、記念撮影をしました