11月24日(土)、ハノイ市(ベトナム)のハノイ国家大学外国語大学において「第4回法政大学日本語スピーチコンテスト」を開催しました(主催:法政大学 共催:ハノイ国家大学外国語大学 後援:在ベトナム日本国大使館、国際交流基金ベトナム日本文化交流センター、独立行政法人日本学生支援機構, 独立行政法人日本貿易振興機構, 日越大学 協賛:9社・機関、個人多数)。
このコンテストは、文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」事業の一つとして実施するもので、2015年度の「法政大学ベトナム事務所開所記念第1回日本語スピーチコンテスト」、2016年度の「法政大学日本語教育プログラム開設記念第2回日本語スピーチコンテスト」、2017年度の「第3回法政大学日本語スピーチコンテスト」に続き4回目の開催となりました。
「高校生部門」と「大学生部門」を設けた今回は、ベトナム全国の8高校・14大学から、前回を超える142人の応募がありました。
当日は、1次審査(原稿選考)、ハノイ・フエ・ダナン・ホーチミンの各地域の2次審査(スピーチ選考)を通過した18人が、『世界のどこでも生き抜く力』をテーマにスピーチを行いました。
厳正な審査の結果、「高校生部門」では、「世界のどこでも生き抜く力」として、天災が起こった時の対応力と社会問題を阻止する力、自立の3つを挙げてスピーチをしたフエ クオック フエ 高等学校のNguyễn Cao Phương Thảo さんが、「大学生部門」では、南極地域観測隊が連れて行った犬のタロージローの物語を例に挙げ、人が人の力になり人が人のために生きる愛溢れる社会を作りたいと語ったハノイ国家大学外国語大学のPhạm Thu Hằngさんが、それぞれ最優秀賞(法政大学総長賞)を受賞しました。Phạm Thu Hằngさんは、2016年度に開催した第2回法政大学日本語スピーチコンテストに、自身が高校生の時にも出場しており、今回が2回目の挑戦でした。
最優秀賞受賞者をはじめとして、入賞者には熊田副学長らから賞状と記念品が授与されました。
また、最優秀賞、優秀賞の受賞者4人は、日本言語文化の学びを深めるために、副賞として、本学に招待します(2019年4月予定)。