法政フォトジャーナル(2018年度)

人命救助・消火活動の陸上競技部員、亀井直弥さん・井戸貴裕さんが町田消防署長より感謝状を贈呈されました(2018年10月29日)

  • 2018年11月16日
法政フォトジャーナル(2018年度)

亀井直弥さん(スポーツ健康学部2年)・井戸貴裕さん(同1年)は、9月28日(金)の24時10分頃、陸上競技部合宿所近くでの大きな物音を聞き外に出たところ、自動車の単独事故を見つけました。車からは煙が出ており、運転手と見られる男性が車の脇に横たわっていました。

亀井さんは直ちに後輩の井戸さんに300m先のコンビニから消火器を借りてくるよう指示。その間に車の煙は火災に変り、亀井さんは二次災害を防ぐために男性を安全な場所に移しました。男性は骨折しているようだったので(後に大腿骨骨折と判明)、近隣住民の方から氷をいただき、患部を冷やしつつ救急車と消防車を要請、さらに初期消火にあたりました。

この亀井さんと井戸さんの人命救助と消火活動に対し、10月29日(月)町田消防署より署長以下2名の方が来校され、昼休み時間を使って、曽村陸上競技部長、苅部同部監督、鞠子多摩学生センター長、関係事務部職員らが見守る中、感謝状贈呈式が行われました。

冒頭、町田消防署新藤署長より「実際にこうした場面に遭遇して、なかなかこうした行為ができるものではありません。彼ら二人の成されたことは最善の行動といえます。普段から人を助けるという気持ちを持たれていたのでしょう。社会人になってもこの気持ちを持ち続けていただきたいという期待も込めて、ここに感謝状を贈呈します。」とのお話があり、感謝状をそれぞれに渡されました。列席者一同清々しい思いを共有させていただきました。

左:亀井直弥さん 右:井戸貴裕さん

左:亀井直弥さん 右:井戸貴裕さん

右から5人目:新藤町田消防署長

右から5人目:新藤町田消防署長