法政フォトジャーナル(2018年度)

千代田区内近接大学の高等教育連携強化コンソーシアム共催で「第19回FDワークショップ」を開催しました

  • 2018年09月20日
法政フォトジャーナル(2018年度)

9月7日(金)、市ケ谷キャンパスのスカイホールにて、「職員の基礎知識『大学制度』とは何かを学ぶ~教学組織のしくみから単位制度、学位まで~」をテーマとして、第19回FDワークショップ(主催:法政大学教育開発支援機構FD推進センター)を開催しました。
今回は、学務部及び人事部のほか、千代田区内近接大学の高等教育連携強化コンソーシアム(千代田区キャンパスコンソ)が共催機関として加わり、同コンソーシアム加盟大学の大妻女子大学・大妻女子大学短期大学部、共立女子大学・共立女子短期大学、東京家政学院大学、二松學舍大学の職員を含め、100人を超える教職員が参加しました。
第一部では、「基礎から学び直す大学制度」を題目として、小林信一広島大学高等教育研究開発センター特任教授により基調講演が行われ、学部や教授会等の教学組織の仕組み、単位制度、3ポリシーや学位プログラム等について理解を深めました。
第二部では、「新しい時代の大学職員像とは~事務職員から大学職員へ~」を題目として、本学の平山喜雄教育支援統括本部長により大学職員の役割の変化に関する講演とともに話題提供がありました。その後参加者は10グループに分かれ、学生や保護者のニーズが多様化・複雑化する時代における学生の満足度や教育的指導の観点を踏まえた窓口対応のあり方について、ディスカッションを行いました。
参加者からは、「大学職員として修得しておくべき基本的な内容を改めて確認し振り返ることができた」、「法令に準拠した大学制度を体系的に理解することができた」、「他大学の事例やルールを自分の大学と比較して考えることができた」等の意見がありました。
大学の根幹に関わる大学制度の理解を深め大学職員の役割を再認識するとともに、複数の大学の職員との意見交換を通して、大学間で異なる業務の内容や取組み方を理解するだけでなく、多様な視点や考え方、新たな気づきを得ることができる貴重な機会となりました。

小林教授による基調講演

小林教授による基調講演

会場の様子。5大学から多くの教職員が参加しました。

会場の様子。5大学から多くの教職員が参加しました。

平山教育支援統括本部長による講演・話題提供。

平山教育支援統括本部長による講演・話題提供。

グループディスカッションの様子。5大学の職員で活発な議論が行われました。

グループディスカッションの様子。5大学の職員で活発な議論が行われました。