法政フォトジャーナル(2018年度)

地域の皆さんと"UCHIMIZU IN HOSEI"を実施しました(8/1(水)・市ケ谷キャンパス)

  • 2018年08月08日
法政フォトジャーナル(2018年度)

本学においては、環境保全活動に行動経済学の手法「ナッジ」を取り入れ、「えこぴょんのこだわり」として環境配慮型の行動を推奨する「Early Summer Campaign」、地球温暖化対策の知恵をシェアして低炭素社会の実現を目指す「Fun to share」や学生や教職員を中心に維持管理を行う屋上緑化等の取り組みを展開しております。

環境センターは、2018年8月1日(水)に本学の市ケ谷キャンパス・ボアソナードタワー門(南門付近)において、地球温暖化・ヒートアイランド対策、熱中症予防を目指して、地域の皆さんと「UCHIMIZU IN HOSEI」を開催しました。

打ち水は、毎年推定600万人以上が参加する打ち水大作戦本部主催「打ち水大作戦」の一環として実施し、実施にあたっては東京都環境局にご協力いただきました。 今回は、法政からの「OMOTENASHI」として、熱中病予防に給茶、東京都環境局よりご提供いただいた「打ち水日和」特製てぬぐいを用意しました。

当日は、本学の学生・教職員と外濠の保全活動に取り組んでいる近隣の高校や香港から本学を訪れた高校生を中心に約100名に打ち水に参加いただきました。

打ち水は、江戸時代から涼を得るために行われている日本の文化・風習で、朝夕に一斉に打ち水をすることで、水が蒸発するときに周囲の熱を奪う「気化熱」の影響によって気温を下げる効果が見込まれています。昨年度に引き続き、文学部地理学科山口隆子准教授に測定いただき、開始前に46.7℃あった地表面温度が打ち水実施後には39.1℃迄下がったことを確認しました。

環境センターは、2018年10月22日(月)~26日(金)にかけて、環境教育・研究、環境保全活動の成果を紹介する「第19回環境展」を開催致します。開催期間中には、特別企画として「えこぴょんが解きたい五つの謎」をテーマに謎解きスタイルのイベントも予定しておりますので奮ってご来場ください。

打ち水会場です。当日は猛暑日でしたが約100名の方に参加いただきました

打ち水会場です。当日は猛暑日でしたが約100名の方に参加いただきました

人間環境学部藤倉良教授より留学生に向けて打ち水について説明いただきました

人間環境学部藤倉良教授より留学生に向けて打ち水について説明いただきました

三輪田学園高等学校より吉田珠美校長と生徒さんに参加いただきました

三輪田学園高等学校より吉田珠美校長と生徒さんに参加いただきました

香港からの留学生と一緒に打ち水をしました

香港からの留学生と一緒に打ち水をしました