法政フォトジャーナル(2018年度)
イノベーション・マネジメント研究センターでは、4月26日(木)に中国物流研究会との共催で、セミナー「新ユーラシア横断鉄道コンテナ輸送のイノベーション」を開催し、講師・関係者を含め、計35名の方が参加しました(会場:市ケ谷キャンパス、ボアソナード・タワー25階研究所会議室5)。
当日は、李瑞雪所長(経営学部教授)の司会のもと、夏紀氏(北京長久物流集団日本駐在代表)と福山秀夫氏(株式会社ジェネック)を講師としてお招きしました。
夏氏には、「中欧班列の実態と長久物流の取り組み」をテーマに、中欧鉄道発展の背景や日-中-欧間における複合輸送の懸案事項についてご講演いただきました。また、講演に先立って、陳鋼氏(北京長久物流集団副社長)から北京長久物流集団の取り組みについての説明がありました。
福山氏には、「九州の物流から見た一帯一路-中欧鉄道と北東アジアシームレス物流-」をテーマに、一帯一路構想の概要や九州の国際物流の特色についてご講演いただきました。講演の最後には、独自の視点から中欧鉄道と北東アジアシームレス物流の融合における提案をしていただきました。
また、各講演後の質疑応答では、参加者からの質問をもとに活発な議論が展開されました。
【プログラム】
時間 テーマ
18:00~19:15 講演1 中欧班列の実態と長久物流の取り組み
19:15~19:20 休憩
19:20~20:20 講演2 九州の物流から見た一帯一路
-中欧鉄道と北東アジアシームレス物流-