法政フォトジャーナル(2017年度)

一風堂×法政大学コラボ企画 「たのしくまなぶラーメン・餃子づくりと防災」を実施しました

  • 2018年03月02日
法政フォトジャーナル(2017年度)

2月17日(日)、千代田区富士見わんぱくひろば(児童館)で大学近隣に住んでいるこどもたちのために、博多とんこつラーメン店の一風堂とボランティアセンター学生スタッフチーム・オレンジが協力して「たのしくまなぶラーメン・餃子づくりと防災」を実施し、28名が参加しました。

東日本大震災の復興支援に取り組んでいるチーム・オレンジは、2017年7月に発生した九州北部豪雨の支援をするため、法政大学近隣の商業施設であるサクラテラスに店舗を構える博多とんこつラーメン店の一風堂に協力をお願いし、9月17日に開催された法政フェアで一風堂の商品を販売し、利益を義援金と寄付しました。

この取り組みを通して良好な関係が構築されたため、一風堂とチーム・オレンジで何か地域のために出来ることを検討しました。
検討した結果、一風堂が、正しい食のあり方を見つめ、食を通じたコミュニケーションの重要性を地域のこどもたちに伝えるためにラーメン・餃子づくりを実施し、チーム・オレンジが楽しみながら防災の知識を学んでもらうために防災カルタ、防災クイズを実施しました。

当日は、チーム・オレンジの学生もこどもたちに餃子づくりを教えるために、一風堂の方々から、餃子の皮の作り方などを教えていただきました。
まず、こどもたちと一緒に、ボウルに小麦を入れ練るところから始まり、皮を成形し、餡をいれました。一様にきれいな餃子を作ることができませんでしたが、みんなで協力しながら作る楽しさを感じてもらえたようです。その後出来上がった餃子を焼き、参加したメンバー全員で餃子を食べました。また、チーム・オレンジの学生がこどもたちのために、一風堂の方が作ってくれたラーメンに、子供たちから好みを聞き、具を載せたり、配膳を補助することよって、こどもたちにできたての博多とんこつラーメンを食べてもらうことができました。

参加者全員で片づけをした後に場所を移動し、チーム・オレンジの学生が自作した防災カルタをやりました。自作したカルタは、あえて文字を記載せず絵のみが記載されており、読み手が読み上げた内容を理解しないとカルタをとれないように工夫してあります。また、読み上げる内容は防災に関する豆知識であり、楽しみながら、防災の知識を学べるカルタです。
そのためこどもたちはカルタが終了したときには、読み上げていた内容をいくつか覚えてくれ、防災に関する知識の向上したようです。さらにその後、防災クイズも実施し、大変もりあがりました。

市ケ谷ボランティアセンターでは、本学学生に活躍の場を提供するため、地域貢献の重要性に気づいてもらうため、今後もこのような企画を行っていきます。

企画学生の感想 法政大学 法学部 2年 岩城優大
こどもたちの防災について考えるきっかけに少しでもなれば良いなと思い、法政フェアでもお世話になった一風堂様の食育活動とコラボして、防災カルタとクイズを実施しました。
このような活動をこどもたちに向けて行うのは初めてで興味を持ってくれるか当初は不安でしたが、元気よく積極的に参加してくれたのでとても驚きましたし、学生に向けて行う時よりも反応が良かったので楽しく活動が出来ました。今回だけに限らず、反省を活かしてこどもたちに向けてまたこのような活動をしていきたいと思います。

こどもたちと餃子の皮をつくる学生

こどもたちと餃子の皮をつくる学生

餃子に餡をつめる

餃子に餡をつめる

一風堂の方がつくってくれたラーメンを子供たちのために配膳する

一風堂の方がつくってくれたラーメンを子供たちのために配膳する

こどもたちに好みを聞きラーメンに具を載せる

こどもたちに好みを聞きラーメンに具を載せる

防災カルタを読み上げる学生

防災カルタを読み上げる学生

防災クイズの回答をこどもたちに解説する

防災クイズの回答をこどもたちに解説する