法政フォトジャーナル(2017年度)

シンポジウム「海外のジャイアントに学ぶビジネス・エコシステム」開催【イノベーション・マネジメント研究センター】

  • 2018年02月21日
法政フォトジャーナル(2017年度)

イノベーション・マネジメント研究センターでは、2月2日(金)に、シンポジウム「海外のジャイアントに学ぶビジネス・エコシステム」を開催しました。雪による悪天候にもかかわらず、講師・関係者を含め、計63名の方が参加されました(会場:市ケ谷キャンパス、ボアソナード・タワー26階スカイホール)。

日本の代表的な電子半導体企業は、完成品ではなく、部品や素材を提供するサプライヤーになってしまった感が強くなっています。製品サービスのデファクト・スタンダードを抑え、川上から川下にわたる長い業界構造を制しているのは海外勢です。本シンポジウムでは、海外勢のプラットフォーム戦略から学ぶことで、日本の電子半導体産業の起死回生策を議論しました。

当日は、糸久正人准教授(社会学部、イノベーション・マネジメント研究センター所員)の司会のもと、立本博文氏 (筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授)が「ビジネス・エコシステムを支えるビジネス・プラットフォーマー」、百嶋徹氏 (ニッセイ基礎研究所社会研究部上席研究員)が「アップルのものづくり経営に学ぶ」、田路則子所長(経営学部教授)が「露光機業界におけるプラットフォーム戦略」と題してそれぞれ講演を行いました。また、パネルディスカッションでは、参加者からの質問をもとに活発な議論が展開されました。

プログラム等はこちらをご参照ください。

イノベーション・マネジメント研究センターホームページ

立本博文氏

立本博文氏

百嶋徹氏

百嶋徹氏

田路則子所長

田路則子所長

田路則子所長の講演

田路則子所長の講演

糸久正人准教授

糸久正人准教授

パネルディスカッションでは、活発な議論と質疑応答が行われた

パネルディスカッションでは、活発な議論と質疑応答が行われた