12月19日(火)に、八王子スクエアビルにおいて「TAMA-TLO 産学連携事業発表会2017」(主催:タマティーエルオー株式会社、共催:一般社団法人首都圏産業活性化協会)が開催され、理工学部 創生科学科 小林 一行教授が「給気装置」(特許第5645195号)について発表しました。
「TAMA-TLO 産学連携事業発表会」では、TAMA-TLO連携大学の新技術説明、特許紹介、産学連携成果展示等が行われ、連携大学の研究成果やTAMA-TLOの活動事例を一挙に内覧できる希少な機会となっています。
今回発表した「給気装置」は、主に高気密住宅等における室内負圧を自動回避する換気用の給気装置で、室内外の差圧を検知して、差圧が所定以上に大きくなった場合に給気扇を動作する、いわゆる「センサレスフィードバック換気システム」です。
高精度の圧力センサーとして微小な気圧差を検知し自動制御機能を発揮するばかりでなく、省エネルギー、低コスト、シンプルで、既存の機構に大きな変更を加えることなく利用可能であるという優れた特徴を持っています。
当日「給気装置」のデモを行いましたが、来場者、発表者共々実機を囲んで活発な質疑応答が交わされ、本技術について強く関心を持っていただけた様子が伺えました。
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